新しい元号は何になるのかな~。ふた昔前の人間になってしまうのが悲しいふあららいです。
十分周辺の山道は箱根のようで、九份は熱海のようですとガイドさんが言っていましたが、海に面した斜面に建物が並んでいる九份の光景はまさに熱海といった感じでした。
また山道にはカーブミラーあり、ガードレールありで本当に日本に似ていました。 違うのは右側通行というだけです。
という訳で、十分から40分程のドライブで九份に到着しました。
九份はかつて金鉱があり栄えていた街で、鉱山が閉山となった後はしばらく寂れていましたが、現在はノスタルジックな街並みが人気となっています。
これからフリー散策となるので、ピックアップ地点まで来たら連絡するようにとガイドさんがPHSみたいなのを貸してくれました。 待ち合わせの時間も決めないで放されます。かなりアバウトです。
皆、大体同じような時間に戻って来るんでしょうね。
ガイドさんがくれた地図を片手に通りを歩きます。
通りには食べ物屋さんやお土産物屋さんがびっしりです。
雨降りの上、標高が高いので肌寒いくらいだったので、魚丸湯のお店に入りました。
魚丸湯は魚のすり身団子が入ったスープです。
優しいお味で温まりました。 個人的には刻みパクチーがちょっと・・・
凄い人だかりがあったので、何だろうと近づいてみるとクレープアイス屋さんでした。
ひとつお買い上げ。
中国風クレープの中にはバニラアイスとカラメルピーナッツが入っていて美味しかったです。
お店を冷かしながら歩くのは楽しいのですが、雨がいよいよ本降りになって来てたまらずガイドさんのお薦めのレストラン「戯夢人生」に入りました。 お店の人が窓側のテーブルを用意してくれました。
メインストリートの豎崎路を見下ろすグッドビュー。
店内には昔の日本映画のポスターがたくさん。何故?
本格的なお茶が頂けました。
このカップいいなー。 急須がなくても淹れられます。 しかも蓋が茶漉し受けになるのがグー!
突き出し3種。
しょっぱ系やデザートなど台湾はピーナッツをよく食べますね。
こんな感じのディナーとなりました。
ダーリンは海老シュウマイを絶賛。
私はチャーシューまんが気に入りました。
全部で902元(約3500円)
観光地価格としては、まあまあでしょうか。
再び、雨の中狭い階段を下りて行きます。
こちらは千と千尋の神隠しのモデルとなったと言われる「阿妹茶樓」です。
ウィキペディアによるとジブリ側は否定しているそうですが・・・
まあとにかく雨の中、傘を差して狭い階段を歩くのは大変でした。 1回足を滑らせてしまい危なかったです。
こんな難儀な所を自分の親くらいのお年寄りの団体がたくさん歩いています。 危ないよ~
熱海に似ていると言われるだけあって、見晴らしのいい所からは海が見えます。
1回来ればもういいかなと思った九份でしたが、今こうして振り返ってみると今度は人の少ない昼間に行ってみたくなりました。 民宿があるそうなので、泊まって早朝お散歩するのもよさそう。
賑やかな通りから外れると、この静けさ。
映画のワンシーンみたい。
その後ガイドさんと合流して、一路台北に戻りました。
ガイドさんに観光客は中国人が一番多いのかと聞いてみました。
「にほんじんと、かんこくじんがおおいです。いま、たいわんとちゅうごく、うまくいってないから・・・」
確かに人気ベーカリーでも十分、九份でも、韓国語と日本語しか聞こえていませんでした。 中国人少ないんだったら、故宮博物院に行っとけばよかったかな・・・と、今更ながらぷち後悔。
ツアーの時間が余っていたので、「どこかいきたいところありますか?」と聞かれましたが、「いや、別に・・・」お疲れモードの中高年はホテルに戻る事を希望しました。
9時過ぎにホテルに到着。
シャワーの後の台湾ビールで疲れを癒します。
明日は始発の空港MRTに乗るので、速やかに就寝しました。
>>>夜明け前に帰国に向け出発へつづく>>>