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もうひとつの宇和島名物を食す【夕日を求めて伊予の国へ】

首コリがひどいふあららいです。先日はゴリゴリ玉ができていて驚きました。

 

 

ホテルに戻った頃には西の空をピンクの残照が染めていました。上下二つに分かれた雲の影が我が家から見える北アルプスの稜線を思い起こさせます。実際はもっとギザギザしてますが。

 

18時45分、夕食を求めて出掛けました。ホテル至近のお寿司屋さんを目当てにしていましたが、まさかのお休み。暖簾が出ていないけど中の電気は点いていたので「開店前の準備中?」と思ったんですけど。残念。

ホテルのロビーでグーグル検索の末、向かったのが「浜味館あたご」さんです。

 

こちらでお寿司の仇を!と思いながらメニューを繰ると「さつま汁」を発見。

さつま汁は「佐妻汁」と書き、鹿児島の薩摩とは関連はなく宇和島の郷土料理です。昔読んだ紀行本で知りました。鯛めしは1ヶ月ほど前に知ったのに比べ、さつま汁は名前だけとは言え、うんと前から知っていました。今回の旅で、もしチャンスがあったら食べたいな~と思っていて、そのチャンスが目の前に現れたという訳です。頭の中はお寿司からこの郷土料理に切り替わりました。

 

来ました~。左上の白い汁は白身魚を焼いたものをすりつぶし、麦味噌と出汁を合わせたものです。

 

これに細切りこんにゃくと薬味を加え・・・

グルグルとかき混ぜて・・・

ご飯にかけていただきます。本来は麦の入ったご飯なのだそうですが、こちらのお店は白米オンリーでした。

で、感想ですが、まず麦味噌の甘味がやってきて焼き魚のすり身のザラザラとした食感の中にこんにゃくのプリプリ感もあり、後からほわっと旨味が広がります。全体的にぼやけた印象でした。これは好みが分かれるところかもしれません。でもなんか癖になるのです。一気に食べてしまいました。宇和島二大ぶっかけ飯が食べられてよかったです。

 

ダーリンさんは「寿司食べたい」を貫きました。ここぞとばかり豪華!特選寿司です。

 

食事を終えて外に出ると月食が始まっていました。

 

静まり返った商店街のアーケードを歩き、そのまま近くの入浴施設へ行きました。中国四国地方初のモール泉だそうです。モール泉の特徴である褐色の湯の色ではありませんでしたが、滑らかないいお湯でした。

 

お風呂から出た時には、皆既月食の真っ赤なお月さんが見えました。

 

今日は憧れの地に来ることができて夢のような日でした。明日はレンタサイクルで近隣を回ってみます。

 

 

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