弘法大師（空海）様にはその存在を知った子供の頃から親しみを持っているふあららいです。前世は信徒だったのかしら。
宇和島鯛めしを食べて満腹になったにもかかわらず、次に向かったのはパン屋さん「au bon pain」です。
非常食（おやつともいう）を買う為、事前に美味しそうなパン屋さんを調べ上げておきました。
わーどれも美味しそう！
食パンが美味しそうだったのですが、旅はまだ2日あり、さすがに買って帰れないので断念。
慎重に吟味して、クリームパン（170円）と、ザクザククルミ（250円）をお買い上げ。店主の男性がニコニコと愛想がよく好印象でした。愛媛県は皆感じのいい人ばかりです。
みきゃんが可愛い♡
この後、荷物を引き取りにホテルに戻る途中、お遍路さんと思われる60代くらいの男性が商店街のアーケードの片隅に座って托鉢をしているのに遭遇しました。普通の服の上に笈摺（おいずり）と呼ばれる白い羽織のようなものを身に着けていました。輪袈裟を付けていたかまでは覚えていませんが、傍らには文字入りの菅笠が置いてありました。
その人を見た瞬間に「あ、お金をあげなくちゃ」と思い、前に置かれたお椀（？）に小銭を入れました。なんて声を掛けていいのかわからず「頑張ってください」と言ってしまいました（恥）
今回初めての四国ということで、八十八ケ所のお寺のひとつでもお参りしたいと思っていたのですが、時間がなくて諦めていました。なので、私の分もお参りお願いしますという気持ちを込めて、本当にわずかですがお金を差し上げた次第です。
旅から帰って調べてみると、このような僧侶ではない人の托鉢を嫌う向きもあるという事を知りました。確かにただのホームレスがお遍路の振りをしてお金を得ているのかもしれず、難しい問題ですね。初めての喜捨をきっかけにいろいろ考えさせられました。あの男性がウソ遍路だったかどうかはわかりませんが、ウソ遍路でも構いません。私の行いだけをフォーカスすれば、信仰心を持ってしたことですから後悔なし。それに弘法大師様がその超人的能力を発揮して一般人に変身していた可能性も捨てきれませんよ（笑）
市電でJR松山駅へとやって来ました。
新駅舎の完成に向け、この趣ある駅舎も取り壊しが決まっているそうです。
松山城での見学が早く済んだので、予定より1時間早い特急で八幡浜に向かう事にしました。
私が土産物店を物色している間に、ダーリンさんは名物のじゃこ天うどんを実食。
うどんはツルツル、お出汁が美味しかったそうです。じゃこ天は普通？
ホームに出ると、岡山からのしおかぜ9号が到着しました。アンパンマン仕様です。可愛い～。
作者のやなせたかし先生が高知県出身という縁で、JR四国ではアンパンマン列車が走っています。
車内放送のチャイムがアンパンマンのマーチでした。大人しか乗っていないのに車内はほんわかな「やなせワールド」に包まれたのでした。
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