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木曽の宿場を散策

昨夜寒いなと思いつつ我慢して寝ていたら、体を冷やして喉が痛いふあららいです。

 

 

木曽は中山道が通り、幾つもの宿場が残っています。昔の面影がほとんど残っていない所もあれば、昔の建物が復元してあったり、幕末~明治頃の建物が保存されていたりと様々ですが、奈良井と妻籠、そして馬籠の3つの宿場は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

その木曽道中の宿場を訪ねて来ました。

 

まずは奈良井宿

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宿場の数で言うとちょうど真ん中にあたる奈良井宿。約1キロメートルに亘る大きな宿場町です。

昔の建物も多く残されていて雰囲気抜群!住民の車が頻繁に行き来していてちょっと情緒をそがれますが、現代においては決して便利とは言えない住宅に今も暮らしていらっしゃるのですから、よそ者が文句を言うのはお門違いというものです。

 

勢いよく流れる水場があちこちにあります。

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水はきれいでもちろん飲むことができます。

 

これは一体いつの看板?

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だってナショナル「電球」ですよ。「カラーテレビ」の看板はよく見かける気がしますが、電球は珍しい。

 

木曽漆器のお店がたくさんありました。

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続いて福島宿。こちらには関所が復元されています。

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東海道の箱根と新居、そして中山道の碓氷とこの福島で四大関所となるそうです。

 

今で言う入国審査みたいなものですよね。でも緊張感たるやその比ではないですよね。

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「入り鉄砲に出女」という言葉が有名ですが、女性の取り調べは厳しく通行を許されるまで2時間を要したそうです。

 

昭和の初めの大火により宿場の古い建物は残っていません。

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それでも木曽川の両側にひしめき合う街並みを見ていると往時の様子が偲ばれます。

 

休憩で入ったカフェでこの時期限定の「栗粉(くりこ)餅」をいただきました。

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1個220円と決して安くはありませんが、栗きんとんの中にお餅が入っていて私の大好物です。