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語学留学おぼろげ回顧録 39《憧れのヨセミテへ小旅行 その3》

今年コロナがなければヨセミテを再訪できたのに・・・と残念極まりないふあららいです。1度行ったのに何故また行くのかって?それは感動の大自然をダーリンさんとシェアしたいからです。

 

 

3日目は再びヨセミテバレー内へ行き、車を停めて滝に向かうトレイルを歩きました。

40分程坂を上り、急流に架かる橋までたどり着いたところで写真を撮って戻りました。

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日差しが強くて、日焼け止めを塗っても焼けてしまいました。

 

沢沿いのトレイルを行く途中で、一人の女性が沢の水をボトルに汲んでいるのを見かけました。 ハリエットが

「沢の水は汚染されているから飲まない方がいいわよ~」

と声を掛けると、その女性はムッとした感じで

「ここの水はキレイよ!」

と言い返していました。

確かに見た目は濁りもなくキレイですが、自然の中の沢からは野生動物の排泄物によるバクテリアが検出されるので、煮沸するかちゃんとした器具でろ過しないと危険です。 あの人、その後無事だったかな~。

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ヨセミテでは年に何人もの観光客が川に流されて亡くなっています。 私達が訪れたすぐ後にも、日本人女性が足を滑らせて川に落ち亡くなったそうです。 6月は特に水量が多い時期なので、川は急流なんてものではなく激流となっています。

 

トレイルではあちらこちらでリスを見かけました。

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売店ではネイティブアメリカン関連のお土産がたくさんありました。 昔、先住民がヨセミテバレーにも住んでいたのだそうです。

ハリエットに写真を撮るから大きな岩の上に登るように言われ、A子とよじ登ってみると、岩の上に直径10センチほどの窪みがいくつかあるのに気が付きました。

「面白い穴がたくさんあるよ」

「どうやってできたんだろう」

などと英語で話していると、それを聞いていた男の人が

「それはネイティブアメリカンが作ったものだ」

と教えてくれました。 木の実や穀物をすりつぶすのに使っていたんだそうです。

 

大自然を満喫したヨセミテ、後ろ髪を引かれながら後にします。

 

サンフランシスコへの帰り道にハーシーズ・チョコレートの工場に立ち寄り、最終の見学ツアーに参加しました。 大好きなハーシーズの工場ではありましたが、何千年級の大自然を見た後だけに特に感動することもなくツアーは終了。 隣接するギフトショップにはたくさんのハーシーズ製品やグッズが売られていて、ショッピングに励みました。

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街には「Hershey Drive(ハーシー通り)」があり、街灯がキスチョコになっていてまさにハーシーズタウンでした。 現在は工場は閉鎖となってしまったようで残念です。

 

夕方6時頃にサンフランシスコに帰って来て、楽しかった旅行も終わりました。

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こうやって振り返ると、ハリエットにはどれだけ感謝しても足りないくらいです。

本人が旅行好きとは言え、こういった旅をセッティングしてくれ、彼女の家にステイできて本当にラッキーでした。