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語学留学おぼろげ回顧録 38《憧れのヨセミテへ小旅行 その2》

秋は抜け毛のシーズン。若い時は気にもしなかったことが今では身に染みるふあららいです。

 

 

2日目もいいお天気です。 内陸部なので日中はかなり気温が上がります。

 

まず向かったのはグレーシャーポイントというヨセミテ谷を囲む断崖の上の展望台でした。 谷底から登っていくトレイルもありますが、えらい遠回りながら車でも行くことができます。

前日にいた谷底を上から見下ろす眺めは物凄く、下界はまるでミニチュアの模型のようです。

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そして遠くに目をやれば白い岩肌のシエラネバダの山々が連なり、目の前にはヨセミテのランドマークと言うべきハーフドームがあって、双眼鏡を使うと頂上に立っている登山者の姿が見えました。

ここで豆知識 : ノースフェイスのマークってハーフドームがモチーフなんですよ。

 

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一応柵はありますが、ここは自己責任の国USA、簡単に外に出ることができます。 でもすぐそこは1000mの断崖です。怖いです!

売店でサンドイッチを買い、景色を堪能しながらいただきました。

 

午後はマリポサグローブというジャイアントセコイアの森に行きました。 そこでA子と私はトラムツアーに参加して森の中を回りました。 (現在は自然保護の為にトラムツアーは廃止となっています)

ツアー開始早々、枯れて倒れたセコイアに遭遇。 その大きさに驚愕!

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ざっと直径3メートルって感じです。

森の中を進んで行くと、樹齢2000年級のセコイアが出てきました。

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ご長寿の木って枝ぶりとかが超越していて神掛かって見えるので、我が家では「神様の木」と呼んでいます。

キリストさんがこの世にいた頃はこの木はまだちびっこだったけど、それでもここに立っていたんだな~と思うと悠久の時の流れを感じ、心が静かに打ち震えます。 ヨセミテと言いセコイアと言い、人間がいかにちっぽけなものであるか思い知らされました。

 

 〈その3へ続く〉