空気が乾燥してきて顔のマスク荒れが一進一退どころか2歩進んで3歩下がるようになっているふあららいです。
ヨセミテ国立公園はサンフランシスコの東、直線距離で約250キロの所にあります。
どちらかと言うと海より山派なのでヨセミテはとても気になっていましたが、留学滞在中に行くことはないと思っていました。 が、幸運なことにハリエットが連れて行ってくれました。
友達を誘ったら?と言われ、親しくしていたA子も行くことに。 時は6月、雪解け水によりそこかしこにある滝が一番迫力のあるオンシーズンです。
女3人レンタカーで出発進行! サンフランシスコ湾を渡り、東に向かってフリーウェイをひた走ります。 やがて草原の景色となり、アーモンドやアプリコット畑の中を進みました。
途中ドライブスルーでバーガーを買い、食べながら車を走らせます。
あ、語学留学中に運転する機会などなかろうと国際免許を用意していなかったので、ドライバーはハリエットに一任です。
A子とは日本語で話す方が楽ですが、ハリエットも同じ空間にいる時の会話は英語でしました。
所々過去の山火事により焼け焦げた木立のある荒涼とした山地のワインディングロードを上って行くと、次第に針葉樹林エリアに変わってきました。
4時間かけてヨセミテバレーに到着。
バーンと広がる雄大な景色にただ「すごい」としか言葉が出ません。
ヨセミテ国立公園はシエラネバダ山脈の中、高さ1000mほどの断崖に囲まれた谷を中心としています。 谷にはいくつもの滝があって、一番高いのはヨセミテ滝で軽く700mを超えています。 周辺の崖はロッククライマーを惹きつけてやまず、双眼鏡で覗くと断崖にへばりついている米粒よりも小さなクライマーを見ることができます。 谷の底は木立の間に川が流れ、上高地のようですが、目線を上に向けると巨大な断崖が目の前に迫り、雄大さを改めて実感することができます。
とにかくスケールが桁違い!
1日目は谷の中をひととおり見て回って、宿に向かう事に。
ヨセミテバレーにはロッジやキャンプ場などの宿泊施設がありますが大変な人気の為予約を取るのはとても難しく、今回やはりバレー内の宿は取れず、車で1時間程かかる国立公園外のロッジに泊まりました。 ロッジはコテージ形式のB&Bで、敷地内に室内プールとジャグジーがあってなかなかこじゃれています。
旅行の前にハリエットから水着を用意しておくようにと言われ、ROSSのティーンズコーナーで見つけたセパレートを身に付けジャグジーに浸かりました。 ハリエットがスパークリングワインとプラスチックのカップを持って来て、ジャグジーの中でカンパーイ!と、いちいちやることがオシャレです。
夕食は隣のリゾートホテルのダイニングでいただきました。 明日は何が見れるんだろうとワクワクしながら眠りにつきました。
〈その2へ続く〉
おまけの1枚
鹿注意のサインに赤い丸シールを貼って「赤鼻のトナカイ」活動中。 写真の裏にはハリエットの手書きのコメント「law breaker caught in the act (その行動で捕まった法律違反者)」