二つあるデジカメのバッテリーパックのひとつを紛失中のふあららいです。バッテリーパックは純正と予備の互換品を持っていましたが、よりによって純正品の方を失くしてしまいました。出てきておくれ~!
鉱山トロッコでの温泉探訪を終え宿に戻り、やっとお部屋に入ることができました。シンプルな和室でしたが、疲れからかまったく写真を撮っていませんでした。なのでここではお食事の事だけお伝えします。
この日の宿、ホテル瀞流荘は「お部屋でゆったりお弁当プラン」で予約しました。他に「奥熊野会席プラン」等、館内レストランで食事ができるプランもあったのですが、予約の時点ではこのプランしか残っていなくてやむなくでした。この地では宿はここしかなく、和歌山県に入れば他の温泉地がありますが、和歌山県は長野県を県民割の対象にしていないのです。お安く泊まれ且つ長野県民も対象となる三重県の県民割を利用するためには、翌日の行動予定を鑑みるとこの宿以外の選択はありませんでした。
ダーリンさんは明らかにガッカリしていましたが、私はそんなに嫌ではありませんでした。なんと言っても宿泊代が安い! もちろんお料理の差はあるでしょうが、「奥熊野会席プラン」より4割近く安いのです。さらに三重県の県民割みえ得を利用することで約半額となり、さらにクーポン2000円×2人分がもらえ、もうウハウハでありました。
チェックインの時に案内された通り、18時にフロントへお弁当を受け取りに行きました。
中身はどんなでしょう?
こんなでした。別にインスタントのお吸い物が付いてきました。
法事かなにかの集まり感は否めませんが、結論から言いますと、すべてとても美味しかったです。熊野川で捕れた鮎でしょうか?あいにく冷めてはいましたが、冷めても身がふっくらとしていて感動しました。お刺身も白く光っている身のコォリコォリとした歯ごたえが堪りません。
量的にも私にはピッタリで、まったく異存はありませんでした。ただダーリンさんは物足りなかった様子。確かに男性には少ないかもしれません。でも高齢者やご婦人にはお勧めできると思います。
ダーリンさんはその後、みえ得クーポン券を握りしめて館内レストランにうどんか何かを食べに行ってました。
日はとっくに沈み、残照が山の端の雲を赤く染めています。
はるばる熊野まで来たんだなあ・・・と感慨深いです。
売店でみえ得クーポンを使ってお買い物をしました。
紀州と言ったら梅干し!
そして「じゃばら」という特産果実の加工品。
この宿からすぐ近くの和歌山県北山村原産の柑橘で、酸っぱさはもとより、独特の香りがあります。
最初に出会ったのは宿に着く前に寄った道の駅で、「邪払」と大書きされたキャッチーなパッケージに惹かれ写真右のフーセンガム(昭和世代には懐かしい10円ガムのマルカワの製品です)を買ったのですが、食べてみると大変な衝撃を受けました。柑橘の皮のあのツンとくる刺激臭に苦み成分をブレンドしたような、とにかく一瞬ひるみます。でもこれがクセになるというか、なんというか・・・嫌いじゃない、という訳でホテルの売店でじゃばらドレッシングをお買い上げしました。
このじゃばらですが、花粉症の症状を改善するとの事で北山村では村おこしも兼ね様々な製品を販売しています。
2022年6月28日(火)
今日もいい天気です。正直、今回の旅は梅雨の真っただ中で雨降りからは逃れられないと覚悟していましたが、良き天気に恵まれ幸いでした。いよいよ今日は熊野三山を巡ります。
さて、お弁当プランは朝ごはんもお弁当です。
わ~ 名物のめはり寿司が入ってる~!
高菜の葉でご飯を包んであり、食べる時に口と一緒に大きく目を開いてしまう事からめはり寿司と呼ぶそうです。梅干しと白ごまとまぶしたおにぎりも美味しくて、おかずは少しずつたくさんの種類があってよかったです。朝ごはんも大満足でした。
チェックアウトの際の支払金額は11400円。一人あたり5700円で1泊2食と更に2000円分のクーポンがもらえて、これ以上何を望みましょう?
>>> 熊野本宮大社でカメラが落ちたへつづく >>>