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静岡ドライブ旅1日目〔断崖からヤマハまで見学〕

子供の頃から明治~大正期のモノや映像に興味があるふあららいです。前世はそのあたりで生きていたのでしょうか?

 

 

「11月は連休が取れたから泊りでどこか行けるよ~」

ダーリンさんからそのような報告を受けたのは先月の下旬。

 

今年の秋に開通した中央道と東名高速とをつなぐ中部横断道で静岡に行くことにしました。利用停止となっていた周遊エリア乗り放題となる「速旅」が11月3日から再開されるのもグッドタイミングです。

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長野発着静岡県域周遊コース2日間を利用しました。松本周辺発着の通行料が含まれて、さらに静岡県内の高速道路の乗り降りが自由にできるこのプラン、軽自動車は7400円となります。

 

2021年11月10日(水)

7時前に家を出て高速道路をひた走り、まずやって来たのは薩埵(さった)峠です。

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東海道の難所とされてきた所で、例えれば太平洋の親不知子不知みたいな。東海道本線国道1号バイパスが崖に密着して敷設され、これ以上土地がなくて東名高速海上橋で通過しています。

由比側からの峠の駐車場まではミカン畑の間を通るクネクネ道で、とても狭くて急勾配で運転が大変でした。しかし展望台からはこの絶景。来た甲斐があったと思いました。

 

峠の東側の麓、由比の町は桜えびの水揚げ港として有名だそうで、しかも10月末に秋の漁が始まったと知り、お昼にいただくことにしました。

魚港近くの「ごはん屋さくら」さんは平日にも関わらず順番待ちとなっていました。駐車場の車はほとんどが地元ナンバーでした。

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さくら特別定食(税込み2530円)にしました。かき揚げ、釜揚げ、生、つくだ煮と桜えび三昧に加えて鮪の刺身と釜揚げしらすまで付く豪華バージョンです。あ、お吸い物にも桜えびが入っていました。桜えび料理のなかでは私的には釜揚げが気に入りました。生もほんのりと甘みが感じられて美味しかったです。

 

食後、高速で移動。静岡インターで降りてしばらく走って着いたのは・・・

大崩(おおくずれ)海岸という所。

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元々崖下を通っていた国道ですが、1971年に起きた土砂崩落事故で犠牲者が出たのをきっかけに海上橋が作られたそうです。廃道となった後も洞門がそのまま残されていて、鉄筋が露わになっている様子が怖いです。

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残っている所もそう遠くないうちに潰れてしまうのでしょうね。

 

海岸の荒々しい地形を見た後は磐田市までビューンと移動。

ヤマハ発動機 コミュニケーションプラザへとやって来ました。企業の博物館は面白く、大抵無料で入れるので機会があれば立ち寄ることが多いです。

車好きのダーリンさんは2000GTが間近に見られて大興奮!

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エンジンもすごいんでしょうけど、デザインが独特でもうこれは芸術品ですね。

 

館内には昔から最新のオートバイをはじめ、モーターボートや電動自転車やグランドピアノまでたくさんのヤマハ製品が展示されていました。

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バイクの展示が一番多くて、バイク乗りの方はとても楽しめるのではと思います。

 

一部のバイクは乗って写真撮影がOKでした。

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このコミュニケーションプラザ界隈はすべて巨大な工場やオフィスビルなどヤマハの建物で占められ、まさに「遠州磐田はヤマハでもつ」と思い知らされたのでありました。

 

磐田からはおとなしく下道で浜松市まで移動。

バームクーヘンで有名らしい治一郎というお店で休憩します。

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おしゃれな盛り付けで供されたバームクーヘンです。お皿の左隅には味変用の塩と胡椒が載っていて面白いです。

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しっとりみずみずしいバームクーヘンでした。美味しいけど・・・私はユーハイムの方が好きかな~(笑)

 

すっかり日が暮れた後に宿に到着。

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ダイワロイヤルホテル THE HAMANAKO で1泊します。

 

温泉ホテルではなく、洋スタイルのホテルでした。和室もあると思いますが、予約したじゃらんでは洋室しか出ていませんでした。

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洋スタイルのホテルゆえ、浴衣がないのが残念でした。クローゼットにはワンピースタイプのパジャマ(?)がありましたが、お食事処には服を着て行ってくださいとの事。

 

しかしお食事はどれもみな美味しかったです。

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この豚カルビの蒸籠蒸しなんて豚肉の旨味がよく引き出されていました。うちで作るのと全然違う~!