梅雨入りしたそうですね。すでに暑さに参っているのに、梅雨が終わればやってくる夏本番が恐ろしいふあららいです。
今回で2000年に体験した米国歯医者シリーズは終了です。
前回の治療の2日後、11時にクリニックに行きました。
ドクター××ムラに調子はどうかと訊かれて、昨日痛くなったがその後治まったと伝えると、治療直後は神経が過敏になっているから痛くなることもあると。
そして実はまだ2カ所小さな虫歯があります、とエックス線写真をペンで指しながら説明してくれました。 ただまだ痛みがないようなら、それらは日本に帰ってから治療を受ければいいとも。
しかし「ここに虫歯がありますよ~」と場所まで指定されてしまうと、もう痛み始めそうな気がしてきます。 なんとか帰国するまで目を覚まさないでもらいたいものだと思いました。
一通りの説明が終わると、クリーニングに移りました。 だけどそのやり方が荒いこと! ひっかく道具でガリガリと激しく歯石を取っています。
「はい、口をゆすいで」 と言われて体を起こすと、紙の前掛けが血で汚れているのに気が付き驚愕。
歯石取りが済むと、今度はポリッシュすると言って、ペーストを前歯に塗って機械で磨いていました。 それはなかなか気持ちがよかったのですが、笑った時に見える前歯しかやってくれませんでした。手抜き?
全てが終わって受付に戻ると、私はすかさず鏡を取り出して口周りの汚れをチェック。 今日は大丈夫でした。
帰国したらこれを歯医者に持って行くようにと、エックス線写真をコピーしてくれました。 これで一連の治療は終了。
クリーニングは前払いしたデンタルプランに含まれているので、今日はお金を1セントも払いませんでした。
このお話は当時実家へ送ったメールの内容を元に書いているのですが、そのメールの最後に私の強い心の叫びが表現されています。
『もう2度と行きたくねえ 』
さらに後日談
帰国後かかりつけの歯医者に行きました。
口の中を一目見るなり先生は「これはひどい!こんな雑な治療をするなんて!」と、散々ケチを付けていました。 こんな治療に私は258ドルも払ってしまったのか・・・と、憤懣やるかたない気持ちになったのでした。