コストコに行った後は、誘惑の食べ物がいっぱい。カロリーオーバーに気を付けなければならないふあららいです。
いきなり瀟洒な宮殿が現れましたが、ここはウィーン、オーストリアの首都でございます。
ウィーン・ミッテ駅に着いて、駅前にあるヒルトンウィーンに直行。
フロントのトーマス(勝手に命名)に早く着いたけどお部屋に入れるか尋ねると、お部屋のランクが落ちてもいいならすぐに入れるが、予約の部屋だと3時にならないと・・・との事でした。
せっかくの最後の夜、大奮発して大聖堂ビューのお部屋にしていたので、荷物を預けて外出することにしました。
とりあえずチェックインの手続きだけ先に済ませます。 朝食会場の場所を始め、いろいろな説明を受けた後(後半は英語力が付いて行けず・・・)、タブレットにサインを求められました。
漢字で名前を書き終えると、黒髪に黒い顎ひげをたくわえたトーマスはニコニコしながら言いました。 「異国の文字を書いているところって、つい見とれてしまいます」
ベルさんに荷物を預け、地下鉄に乗ってやって来たのが冒頭の写真の所、ホーフブルク王宮の中庭です。
かのハプスブルク家のお住まいという事で、とにかくご立派。
都会料金の€0.60のおトイレを済ませて、裏道へ出ると3台の馬車が待機中でした。
東京で言うなら浅草の人力車ってところですね。
ホーフブルク王宮の正面に出ました。
皇妃エリーザベトについての博物館があるそうですが、今回はいいかな~とパス。
ただぶらぶらと街歩きを楽しみます。
さすがはウィーン、大都会です。
とは言っても、近代的な高層ビルが建ち並んでいるわけではなくて、ヨーロッパらしい美しい街並みです。 一言でいうなら「整っている」
こちらは片田舎から出てきて、すっかりお上りさん状態です。
17世紀末に造られた、ペストの終息の記念塔です。
絢爛豪華の一言に尽きますね。 大いにハプスブルクの国力を見せつけています。
その先にはシュテファン大聖堂の尖塔が空高くそびえて居ます。
ショッピングストリートのケルントナー通りを進むと、ホテル・ザッハー併設の売店が。
こちらでお土産用のザッハートルテを買うことができるそうです。
そしてカフェ・ザッハーはこの行列!
潔く諦めます。 ひとりで並んで待つのもなんだかだし・・・。
実はここに来る前にもう一つのザッハートルテの有名店、デメルにも行ってみたのですが、やはりすぐには入れませんでした。
ザッハーの並びにあるカフェ・モーツアルトのテラス席に座りました。
こちらではオリジナル商品のモーツァルトトルテというケーキが売りのようでしたが、目に付いたアップルシュトゥルーデルとメランジェ(フォームミルクが載ったコーヒー)のセットを注文。
コストコのアップルシュトゥルーデルしか食べたことがなかったのですが、本場のも美味しかった~。
サクサクしていない、しっとり系の皮でした。 添えてあるホイップクリームは甘くないので、パクパクと食べられます。
休憩後はケルントナー通りをウインドーショッピングします。
キレイなお花がたくさんのお店。
ただのお花屋さんなのに、なんでこんなに素敵なんだろう?
これは七宝焼きかな?
このシュナイザー犬なんかは5センチくらいの大きさで429ユーロ!
でも細部までよくできていて可愛かった。
オーストリアと言えばスワロフスキー。
何か買おうかな~と入ってみたら、この店舗は中国人の中国人による中国人の為のお店として完成されていました。
店内を一回りして退散。
オペラ座の前に出ました。
その手のモノが好きな人には堪らんのでしょうな~。
トラムも頻繁に走っています。
この後、スーパーマーケットのSPARでお買い物。
500mlの缶ビール2本の他にお菓子やらいろいろ買い込んで、重い手提げを持ちながら歩きます。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートが開かれる楽友協会。
NHKで生中継されるニューイヤーコンサートを何気に観ている私としては、ここは見ておきたかったのでした。
街には自転車用の通行帯が整備されていて、自転車乗りが多いです。
トラムに乗ってホテルに帰ります。
このあたりで私のひとり旅のスタイルが確定されてきた感じがします。
あれもこれもと見て回るのではなく、そぞろ歩きながら街の雰囲気を楽しみたい。 カフェのテラスに腰掛けて道行く人を眺める・・・そんなゆったりしたスタイルが好きなのかな・・・と思いました。
結局ウィーンでは、かの有名なシェーンブルン宮殿を観ることも、クリムトの絵を観ることもなく帰って来てしまいましたが、観たくなったら又行けばいい・・・今はそんな執着心の無さです。
>>>ウィーンのホテルのご紹介&ウィーンで買ったものへつづく>>>