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初めての中欧ひとり旅を総括!

昨日はお昼過ぎに停電に備えてご飯を3合炊いたふあららいです。お風呂にも水を溜めました。

 

 

防犯対策  これにはかなり気を使いました。 信じられるのは自分のみ・・・と、貴重品は金庫があってもホテルに置いて行かず、いつも身に付けていました。

 

《パスポート》

スリに備えて、街歩きの際はくるぶし丈のスニーカーソックスに入れて安全ピンでジーンズの内側のウエスト部分に留めました。 位置としては前のチャックの位置にパスポートが斜めになって収まる感じです。

移動日はホテルのチェックイン時に提出する必要があり、その場でジーパンの中から出すわけにも行かないので、斜め掛けのショルダーバッグに入れていました。

 

《現金》

軽量化の為にお財布は紙で作って紙幣はそこへ。

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(ハワイ島のハマクアナッツの紙袋で作りました)

コインは小さなポーチに入れてジーパンの前ポケットに。 予備の現金は2か所に分けてジーパンの内側に作った隠しポケットへ。

 

《クレジットカード》

VISAとJCBの他に、VISAのデビットカードを持って行きました。

JCBは利用できるところが少ないので、予備ということでデビットカードと共々パスポートと一緒にスニーカーソックスへ。 VISAは紙財布へ。

 

結果、何の被害にも合わずに済みました。 危ない雰囲気を感じることもなかったです。 もちろん警戒は怠りませんでしたけど。

 

 

硬水対策  硬水については旅行前に詳しく調べましたので、得た知識をお伝えします。

外国ではほとんどの地域が硬水となっています。 日本は数少ない軟水の国(平均50~60mg程度)ですが、沖縄地域は土壌の石灰岩成分の影響で硬水です。

WHOのガイドラインによると、硬度は中に含まれるミネラル成分の量によって次のように分類されます。

軟水         0~60mg/ℓ

中軟水      60~120mg/ℓ

硬水         120~180mg/ℓ

超硬水      180mg/ℓ以上(エビアンは304mg)

東京の実家に供給している三郷浄水場の水の年平均の硬度は65.3mgで中軟水という事になります。 ちなみに松本の我が家のある地域は32mgで軟水でした。 どうりで松本のお水は美味しいわけだ。

水の硬度の違いで大きな影響が出るのが、せっけんの使用です。 中硬度の軟水では、せっけんが使いにくくなってきます。 そして硬水になるとせっけんが泡立たず、極めて使いにくくなります。 さらにせっけんカスが大量に発生してしまい、肌が荒れる原因となってしまいます。

 

ヨーロッパはほとんどの地域が硬水で、パリやロンドンは300㎎超の中、ウィーンは143㎎と低めではありますが、せっけんでの洗顔で肌が荒れたり、髪がゴワゴワになることがあるので注意が必要です。

現地の女性はふき取りタイプのクレンジングを使い、洗顔そのものはしないという事で、ビオデルマというふき取り化粧水を持って行きました。 ビオデルマはコストコで買いました。 でもまったく洗顔をしないというのも気持ちが悪いので、ちふれの泡タイプの洗顔フォームを使いました。 せっけんは使えませんが、液体ベースの洗浄剤なら問題なく使えました。 シャンプーはリンスインを使い、乾かす際にオイルをつけました。

ホテルにも液体のハンドソープが置いてありましたが、湖畔の宿ではせっけんだったので手を洗うのに使ってみたら、水で流すと途端に薄いビニールの膜がかかったようになり(これがせっけんカスらしい)、ベタつきもあって気持ちが悪かったです。

実感としては湖畔の宿が一番硬水がキツかった印象です。 グラスをゆすいで置いておくと、乾いた水滴の跡が真っ白にこびりついていてとても驚きました。

 

というふうに、顔や髪に関しては問題なかったのですが、私の場合頭皮がやられてしまいました。

帰国後なんですけど、ずーっと頭が痒くて、掻き壊してはかさぶたを作り、また掻き壊してという悪循環に陥りました。 始めは原因がわからなかったのですが、最近になって硬水の影響ではと思うように。 乾かした時にグラスの跡のような白い成分が、地肌にこびりついていたのかもしれません。

ネットで調べると、そういうことがあると分かりました。それでも帰国したらピタッと治ったそうなのですが、私は掻き壊してしまったので長引いてます。

またヨーロッパに行ってもいいかな~とは思うものの、この頭皮の不調を考えると二の足を踏んでしまいます。

 

 

飲み水  硬水は美味しくないので、500mlのボトル水を3本持参しました。 緑茶を淹れたり、赤いきつねやお味噌汁に使いました。 これがなかったら辛かっただろうな~。

お水に関しては、オーストリアの水道水はアルプスを水源としていて衛生的に問題がなく飲用可との事だったので、持参のお水が尽きた後は飲んだりもしました。 いくらキレイといっても、硬水はやっぱり美味しくなかったです。

 

 

印象に残った事 

・冷房がない所が多い

・食べ物は美味しいが味は濃いめで、高血圧や腎臓の悪い人にはよくないのではと心配になった

・乾燥しているので、念入りなお肌のケアが必要

・ヨーロッパ人はあまりサングラスをしないみたい

・有料トイレでコインを探すのが面倒くさいが、有料だけにキレイではあった

・乳製品と野菜が美味しい

・差別的な扱いを受けたことはなかったが、慇懃無礼?と感じることも

プラハは所によりオシッコ臭かった

・シャーフベルク山は所により牛糞臭かった

・ウィーンは所により馬糞臭かった

・地下鉄よりトラムが便利

 

という事で、行ってよかったヨーロッパ。

石畳の街、似たような大きな建物が並ぶ独特の町並み、見てもわからない言語、劇的な非日常を存分に味わいました。

頭皮問題の対処法が確立されれば、いつかまた行ってみたいです。 あまり有名な観光地でなくていいので、落ち着いた小さな街を歩けたらいいな~。 乗り継ぎの遅延に懲りたので、できれば直行便で行ける所がいいかな。