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語学留学おぼろげ回顧録 2《きっかけは友人たちの結婚》

皮がパリッとした鯛焼きが好きなふあららいです。

 

 

1999年10月下旬の昼下がり、私は東京にある海外留学を専門とした旅行会社にアメリカへの語学留学を申し込みました。

当時、海外旅行の予約をインターネットでするというのは今ほど一般的ではなく、旅行会社へ電話もしくは店頭に出向き申し込むのが普通でした。

数年前からハワイにハマっていた私もABROAD(エイビーロード)という海外ツアー情報誌でツアー選び、電話で申し込んでいました。 その情報誌には海外留学のページもあって、パックツアー同様一週間から数か月単位での留学パッケージの情報が載っていて、留学も簡単に申し込めるんだなーと思っていました。

 

その頃、友人たちの結婚ラッシュが続き、「ハワイに行かない?」なんて気軽に誘いにくくなっていて悶々とした日々を送っていました。

ならば一人で・・・とも思うものの、国内では何回か一人旅をしていた私でも、海外だと勇気が出ず悶々・・・。

 

そんな時、例の情報誌の留学コーナーが目に留まったのです。

ちょうどその頃独学で英語を勉強していて、英会話スクールに行ってみようかな~なんて考えていた事もあり、どうせお金を使って学ぶんだったら留学の方が断然面白そうだとの結論に至り決意しました。

両親に話すと齢30の娘を心配して引き留めるどころか「そうか、よし行ってこい」と賛同してもらいました。

当時のアルバイト先だった書店の社長さんが海外旅行好きという事もあって半年の休職の申し出にもご理解いただき、障害となるものは何もなくありがたき幸せ。

 

行先はあえてハワイではなくサンフランシスコにしました。

理由は、まだ訪れた事のない街、メインランドへの憧れ、公共交通機関が充実していて車がなくても自力で動ける、サンフランシスコの旅情溢れるイメージ、カリフォルニア州はハワイ同様アジア系移民が多く人種的偏見が少ないと考えたからです。

期間は24週、出発日は2000年1月23日としました。特にその日にこだわりはなく、なんとなくです。 留学となったら本当は1年前とか半年前に申し込むのが普通なのかもしれませんが、いつものパックツアーのノリで3ヶ月前なら余裕だろうと思っていました。 しかし申込みをしてからの3ヶ月は結構慌ただしかったです。

まず、留学の必須アイテムである学生ビザを取らなければなりません。

いわゆるビザ免除プログラムでの滞在期間は90日間以内となりますが、私はそれを超えての滞在となるのでF-1という学生ビザが必要です。 ビザ申請に必要な書類は現地学校の入学許可証(I-20)、パスポート、銀行が発行する英文預金残高証明書、顔写真等です。

入学許可証は留学エージェントが学校に申請してくれますが、それ以外は自分で用意します。

必要書類の中に成績証明書があって、何年か振りに卒業校に足を運んだりもしました。

2001年に同時多発テロが起こり、さらにトランプ大統領が就任した現在では、審査の方法がかなり変わっているようです。 今は大使館での面接が必須のようですが、私の時はありませんでした。 よって、もし語学留学をお考えの方は、私の経験はまったく参考になりませんのでお気を付けください。

 

ある意味「ゆるい時代」(とは言え、それなりに審査はシビアだったと思います)だったので、書類だけ揃えてしまえば申請は留学エージェントに丸投げでした。

あとはホームステイ先での会話に困らないように、勉強に励むのみ。