昨晩、沖縄から帰ってきたふあららいです。初めての沖縄楽しんできました。画像の整理が終わったら沖縄旅行記をアップしていきたいと思います。
という訳で、今日の話題は2011年4月のハワイ旅行から。
ハワイ島カイルアコナに滞在していた私達ですが、この日はシーカヤックのツアーに参加しました。 ケアウホウ湾から出発して黒い溶岩の海岸線に沿って進み、シュノーケルをするというツアーです。
シーカヤックは新婚旅行の際に、オアフのカイルアで初めて経験して好きになったマリンスポーツでした。 その後、グアムでもレンタルしてカヤックサーフィンなんかを楽しみました。
集合場所に着いて辺りをうろうろしている私達に気付いて、片手を挙げてこちらに歩いて来る白人男性が。 ガイドのケビンさんです。
彼はちょうどカヤックを車から降ろしているところでした。 握手をして挨拶すると、ケビンさんは流暢な日本語で、今日は天候が悪くてコンディションが良くないけど大丈夫かと聞いてきました。
「安全な範囲で」とお願いしました。
参加者は私達だけでした。 ライフジャケットを身に着け準備完了、2人用カヤックに乗り込み出発です。
いつものように私が前でダーリンが後ろです。 湾内は波もなくスイスイ進みます。
湾の外に出ると、太平洋のうねりを直に受け、カヤックは上下に大きく揺れ始めました。 先行するケビンさんの黄色いカヤックにしっかりついて行きます。
「とても上手ですね」と褒められました。 まあ3回目ですから・・・
途中休憩を挟みながら漕ぐこと30分余りでシュノーケルポイントに到着しました。
ケビンさんがカヤックをロープでつなぎ、素潜りで5メートル位の海底の岩場にアンカーを固定しました。 曇っていた為に水面の反射がなく、また透明度が高いのでケビンさんが潜っている様子がよく見えました。 カッコいい~!
シュノーケルギアを装着し、早速海に入ります。
期待したほど魚はいなかったですが、海底はサンゴで埋め尽くされていて黒いウニがたくさん見えました。
しばらく水面を漂っていると、ケビンさんが突然 「今クジラの鳴き声が聞こえるよ!」 と大きな声で言いました。 水に潜ると「ホーゥホーゥ」というクジラの鳴き声が聞こえると言うのです。 ダーリンは聞こえたらしいのですが、私は全く分かりませんでした。
魚がいないので程なく飽きてしまい、と言うより酔ってきてしまってカヤックに上がりました。 しかし停泊しているカヤックの上で揺られているとさらに具合が悪くなってきました。 もともと船酔いしやすいので、出掛ける前に酔い止めを飲んできたのに・・・ショック!
ケビンさんは 「吐くのが一番いい。魚も喜ぶヨ」 なんて言いますが、こんなきれいな海に吐くなんて、ましてや二人の前で醜態をさらしたくないと思い辛抱し続けました。
「この先に洞窟があるけど行ってみる?」 とケビンさんが聞いてきました。 ダーリンは行きたそうでしたが、私はかなりしんどくて「帰りたい」と言いました。
私をすぐそこの陸地に上げてくれたら、どうぞお二人で存分に楽しんで来てくださいと言いたいところですが、実際には陸地に近づくのは波に打ち付けられる危険があって不可能です。
早く陸に上がりたい一心で必死に漕いで出発地点に戻ってツアーは終了。 予定より30分も早く終わってしましました。
「Oh~かわいそうに~」 ケビンさんは最後まで気遣ってくれました。 ありがとうケビンさん。
ふらふらになりながら車まで戻り、しばらくロダンの「考える人」のポーズで佇み、後部座席に横になりうなだれながらアコモに戻りました。
アコモに着くと、今更酔い止めが効いてきたのか眠気が襲ってきて3時間位眠り込んでしまいました。
船酔いさえなければ楽しいツアーになっていたのに・・・・残念でした(泣)