旅ごころのよりどころ

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油断できない否定疑問文

5月の韓国旅行以来、惰性でNHKテレビのハングル講座をタイマー録画しているのですが、義務感なく気が向いた時に見ているので、どんどん撮り溜まって空き容量を圧迫してしまい困っているふあららいです。見れば見たでノートに書き留めて一応勉強はするんですけどねー。

 

 

今日はハワイ島ヒロの空港での英語に関する印象深い出来事のお話をします。

 

搭乗ゲートから少し離れたベンチに腰掛けてタブレットを見ていると、立派な体格の警備員の男性が近づいて来ました。

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彼はベンチの脇にあった折り畳み傘を指差して「Is that yours?」と聞いてきました。

「No」と答えると、 「Is that not yours?」と再度確認してきます。

「う・・・ぅんん!」 始め「うん」と頷きそうになったのを、ぐっとこらえて「ぅんん」と首を横に振りました。

ふー危ない危ない・・・

私が首を横に振ったのを見て、警備員さんは傘を拾い上げて去って行きました。

 

この状況、お分かりになりますかね~。

警備員さんは2回目の質問で「Is that not yours?」(これはあなたの傘じゃないの?)と否定疑問文で聞いています。

それに対する答えは、 傘が私のだったら「Yes」 私のでなければ「No」 となるのです。

 

日本語の場合「それはあなたのじゃないですか?」と聞かれて「はい」と答えれば「私のじゃない」の意味になりますが、英語だと「Yes」と答えると「私のです」となってしまいます。

まったく逆の答えになってしまうので要注意なんです。

 

昔、そんな話を語学留学のホームステイ先でしたら、「That's very interesting!」と『50へぇ』位頂きました(笑)

「それじゃ日本人には普通の疑問文で聞いた方が混乱しなくていいね~」との感想も。

 

う~ん否定疑問文、油断がなりません。