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黒酢の生産地を見学【早春の鹿児島旅】

日頃お酢ミツカンの「やさしいお酢」を愛用しているふあららいです。

 

 

桜島を後にして、錦江湾沿いに北上します。

 

30分程走ると整然と並んだ壺畑が目に入るようになりました。霧島市福山町は壺造りの黒酢の生産地として知られています。沿岸部の年平均気温18.7℃という温暖な気候がお酢造りに適しているのだそうです。

黒酢生産者のひとつである坂元醸造さんの情報館に立ち寄ってみました。

 

とてもモダンな建物の中に入ると、レストランやカフェのメニューが。

黒酢を使ったお料理も楽しめるのですね。

 

出迎えたスタッフさんに初めての訪問であることを伝えると「壺畑を見に行ってください」と促されました。

外に出て桜島を見ながら進んで行くと・・・

 

バーンと壺畑の登場です。圧巻!

レストラン棟の前に壺畑が広がり、お食事をしながら見られるようになっていました。ここ以外にも敷地はあるようなので、全部でいくつ壺があるんでしょう?

 

感心して見ていると、荷台にタンクを積んだトラックが入って来ました。

なんだなんだ? 壺の洗浄でもするのかな?

と思ったら、どうやら壺の中身を吸い上げてるようです。収穫?収集?

 

戻って来ると、黒酢について学べるパネル展示がありました。壺を使った米酢造りの始まりは江戸後期。大正時代に合成酢が登場し、戦中戦後の米不足もあって一時廃業の危機となったそうですが、黒酢の持つ健康効果がわかるようになり見事に復興したのだそうです。

これが黒酢作りに使用される壺です。高さは60センチほど。3斗すなわち54リットルの容量があるそうです。

 

スタッフさんが試飲を用意して待っていました。

左から3倍希釈の赤ぶどうドリンク、りんご酢を3倍の牛乳で割ったもの、氷砂糖とレモンを漬け込んだ黒酢をお水で割ったものです。どれもまろやかで飲みやすい。ツンとする感じが全くしません。

 

売店には様々な商品が並んでいます。

主力商品の黒酢。瓶の大きさや熟成期間の違いもあったりして予算に合わせて選べます。

 

こちらは希釈用ドリンク。

 

デザートソースもありました。クランベリーなんて、バニラアイスに掛けたら美味しそう。

 

変わったところでは黒酢ふりかけも。

我が家は5年熟成の小瓶を購入しました。たしかカンパンがあったから、その中の氷砂糖を使って試飲でいただいたレモン黒酢を作ってみようと思います。

 

最後に桜島を見ながら黒酢ソフトで休憩。やはりツンとしてなくて、さっぱり美味しくいただきました。

 

 

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