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五大稲荷に初詣

数年前から恵方へ初詣に行くようになったふあららいです。

 

 

で、年明けに恵方のどこの寺社に行こうか考えるのが結構楽しかったりします。

今年の恵方は東北東との事だったので、松本の我が家からだと小諸や佐久方面に当たります。でもこの辺りってあまり有名どころがなくって悩みました。

確か佐久にはそれなりに有名な稲荷神社があったような・・・と調べてみたら、ありました。鼻顔(はなづら)稲荷神社といいます。上信越道の佐久インターから車で10分程の所です。約440年前に伏見稲荷から勧請された神社で、古い歴史があります。三大稲荷と言えば、京都の伏見稲荷、茨城の笠間稲荷、愛知の豊川稲荷が知られていますが(諸説あり)、この神社のホームページでは佐賀の祐徳稲荷と合わせて五大稲荷となると紹介されています。

私はお稲荷さんに対して怖いイメージを持っていて、参拝には及び腰だったのですが、長野県には氏神クラスの小さな稲荷神社は多いものの、有名どころは少ないので(というかここしか知らないのです)初詣に行ってみることにしました。

 

千曲川の支流である湯川沿いの崖の上に社殿があるので、入り口から上がって行くことになります。

 

優美な姿の狛狐が御姿殿に安置されていました。

 

一風変わった建物でした。ホームページには参籠殿と書かれています。扁額が馬鹿でかい!左側は川があって切り立った崖です。京都の清水寺のような木を組んだ懸崖造りとなっています。崖上の狭い土地なので、こうなったのもやむを得ないですね。

 

参籠殿内の一番奥に小ぶりな御本殿ありました。普通御本殿は別の建物だと思うのですが、やはり土地の狭さのせいなのでしょうか。この写真にもある大きなものの他に、奉納の額がたくさん掛かっていました。明治期のものが多くあり、地元はもちろんのこと、碓氷峠を越えた横川とか前橋、はては東京からの奉納額がありました。昔から厚い信仰を集めているようです。

 

川側の窓からは八ヶ岳を始め山々の姿が美しく見えました。

 

清々しく晴れやかな気持ちで初詣ができました。