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喰わず嫌い克服の夕食【2023こんぴら参拝おひとりっぷ】

2月はあっという間に終わってしまいますね。早く春が来てほしいふあららいです。

 

 

夕食第一部の時間帯だと大浴場が空いているんじゃない?と思い、行ってみたら大正解。ゆっくり疲れを癒すことができました。

20時になり、いそいそと2階のお食事処へ行くと、窓に面したおひとり様席に案内されました。背後から聞こえてくる他所の宿泊客の会話を聞きながら、ゆっくりと食事をいただきます。聞こえてくるのは関西の言葉ばかりでした。近いから関西から訪れる人が多いみたいですね。近くの卒業旅行と思われる女子グループの一人が優しい話し方で、なんかどこかで聞いたことあるな~と考えてみたら、マナカナちゃん(古い!)に似ていたのでした。

 

【前菜】料理名は割愛します左上の青魚のお皿は「ままかりのてっぱい」だそうで、「てっぱい」とは?と調べてみたら、香川の郷土料理で酢でしめた鮒を使い、ネギや大根と一緒に酢味噌で和えるお料理だそうです。鮒の代わりにままかりを使ったという訳ですね。ちなみに「ままかり」はニシン科サッパ属の小型魚で瀬戸内地方で「ままかり」と呼ばれています。

この夕食では今まで喰わず嫌いでいた食べ物に挑戦しました。和カラシが好きでなくて、今まで辛子蓮根は避けて生きてきましたが、いただいてみると・・・やっぱり辛いな。

 

こういうお料理は日本酒でいきたい。部屋の窓から見えたお隣の酒造店のお酒をいただきました。これが美味しくて、翌日お土産に買ってしまいました。

 

【先椀】蟹真丈(写真なし)

【造り】間八、鮪、烏賊

赤貝、蛸

左が土佐醤油で、右は煎り酒との事。煎り酒は日本酒と梅干とかつお節を煮詰めて作る昔ながらの調味料だそうです。醤油が庶民に普及する前は煎り酒が一般的だったとか。

これが何とも言えない旨味でとても美味しかったです。アルコールは完全に飛んでいるので、これがお酒だったとはとても思えないです。アミノ酸やら何とか酸の旨味成分が凝縮されているんでしょうね。いいものをいただけました。

 

【焼物】鮑のバター焼きキャーAWABI~!小さいけど美味しかった。

ここでははじかみに初挑戦。感想は・・・?

あ、サッパリしていいじゃん。

 

【台の物】麹出汁鍋麹のスープでお野菜や黒毛和牛をいただきました。まろやかで優しいお味。

 

【心ばかり】蝦蛄海老の琥珀ジュレ掛け蝦蛄も食べたことなかったんです。見た目がどうも・・・で。

感想は?

うん、蝦蛄自体はこれからも好まないかな・・・でも、サッパリとした酢の物風でよかったです。

 

【お食事】穴子釜飯、滑子の赤出汁、柴漬け、野沢菜漬け穴子飯が白くて意外でした。穴子料理って茶色いイメージがあったので。こういう味付けもあるのだなと感心。

シソの香りが苦手で柴漬けも食べたことがありませんでしたが、ちょっとだけいただきました。思ったよりいけました。そして、こちとら長野県民、野沢菜はどんとこいだ!(笑)

 

 

【甘味】お汁粉 【水菓子】林檎と白桃の檸檬ジュレ

いろいろと珍しいものがいただけて、大変満足の夕食でございました。宿泊プランの特典でお酒がタダとなり、更に満足~♪

 

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