楽天のブラックフライデーセールで買い物をしました。得たポイントはANAマイルへの交換を目論むふあららいです。
レンタサイクルの返却を済ませ、預けていたキャリーケースを引き取り、歩いてフェリーターミナルへと向かいます。
13時発の別府行きの船に乗ります。発券窓口に並ぶと、係のおじさんが「申込用紙に記入してください」と駆け寄って来ました。大丈夫、昨日記入してあるんですよ~。
2等運賃は一人4400円です。旅行支援のクーポンを6000円分使用し、差額の2800円は現金でお支払い。クーポンありがたいです。
桟橋には臼杵行きのオレンジフェリーが停まっていました。
我が家が乗るのは、宇和島運輸フェリーのあかつき丸です。総トン数2538トン、春に乗った佐渡汽船のおけさ丸の半分弱です。
私は「丸」が付いた船の名前が好きです。やっぱり船は○○丸でなくちゃ。今年、宇和島運輸フェリーのえひめ丸が佐渡汽船に売却され、新しい船名を公募の末、こがね丸に決定したそうです。佐渡金山に因んでいて、いい名前だと思いました。
飛行機でも船でもボーディングの瞬間はときめきます♡
ブラウンを基調としたシックな内装でした。
2等船室はこんな感じ。エントランスホールにはファミレスのようなソファー席もありましたが、我が家はゴロゴロできる方がいいです。しかもこの時は乗客が少なくて、区画毎に1グールプが収まり広々として快適でした。
落ち着くと、もれなく荷物整理を始めるおばちゃんの性(さが)・・・(笑)
出航時間になったので、デッキに出てみました。
綱を外すと同時に動き出す連係プレーに感心。
段々のミカン畑よ、さようなら~。
みるみる町が遠ざかっていきます。ゆったり時が流れている感じでいい所だったな~。24時間足らずの滞在でしたが、八幡浜がすっかり好きになっちゃいました。老後はここでのんびり暮らしたいな~と思ったくらいです。
程なく反航のオレンジフェリーとすれ違いました。
14時2分、佐田岬半島の三崎を通過。三崎から佐賀関まで、国道九四フェリーが国道197号線として結んでいます。
船内売店で宇和島運輸のマスコットキャラクターのうーしゃんのトートバッグをお買い上げ。お弁当バッグとして活躍中です。
道の駅で買ったみかんや松山のパン屋さんで買ったザクザククルミを食べ終え、やることもなくなったので、横になって少しまどろみました。佐田岬半島を過ぎ豊予海峡に入ると、少し横揺れが始まりましたが、この船には横揺れ防止のフィンスタビライザーが装備されているので安心です。
出航から1時間半が過ぎた頃、左舷側に大分県の佐賀関が見えてきました。その後には大分市の火力発電所や造船所などの工業地帯が現れます。
デッキに出て、後方を見るも四国はもう見えません。
別府の街が近付いてきます。何か所か湯煙が上がっているのが見えました。10月に訪れた時、まさかひと月後にまた来ることになるとは思いもしませんでしたよ。
15時50分、別府港に到着。先頭を切って下船したものの、初めての場所で勝手がわからず、とんちんかんな方へ行こうとしてダーリンに制されました。いや恥ずかしい・・・
>>> おひとりさまの晩ごはんへつづく >>>