ブドウ、リンゴ、ミカンに続き柿が食べたいふあららいです。
八幡浜を後にして東予港へと向かいます。松山自動車道からは松山市街の夜景が見えました。
19時20分、東予港に到着。船が現れましたが、ピンボケで残念。
今夜乗船するのは「おれんじえひめ」です。姉妹船は「おれんじおおさか」。愛媛県と大阪府を結ぶのでわかりやすいネーミングです。
出航は22時なのですが、20時から乗船ができるのがありがたいです。
このフェリーは全室個室となっていて、いわゆる雑魚寝部屋はありません。別の階には2名定員のお部屋があるのですが、合計料金が安く上がるデラックスシングルを二部屋取りました。
ちなみにこの日は満室だったようです。需要があるんですね。
お部屋は窓ありでシングルベッドに壁掛けテレビ。浴衣とアメニティ巾着の中にはタオルと歯ブラシが入っていました。タオルは厚手の今治タオルで、さすが四国の会社です。ちゃっかり持ち帰りました。
お部屋にはトイレこそありませんが、洗面台があるのがよかったです。トイレがやや離れていて、行くのが面倒でした。
出航前からレストランがやっているので、乗船後すぐに行きました。が、すでに長蛇の列で、なかなか進みません。どうも人手が足りていないようでした。スタッフの若者たちは一生懸命にやっていて彼らに罪はないです。
レストランは好きなものを取るカフェテリア方式でしたが、メニューによっては注文制となっています。
我が家が注文したのは「宇和島鯛めし」(1500円)です。数量限定なのです。
去年、松山で食べたのが美味しくて、フェリーであの味が楽しめるなんて至福です。高級ブランド真鯛「鯛一郎クン」のお刺身をだし汁の中で溶いた卵に投入。それをご飯に掛けていただく、いわば贅沢TKG。とっても美味しかったです。ただ量が少なくて、ダーリンさんは後でラーメンを食べに行ったそうです。
22時、出航の様子を見にデッキに出ました。ファンネルには「四国」の「S」が。
ランプウェイが上がって、岸を離れます。
さようなら~四国。出航から1時間位ユ~ラユ~ラと横揺れをしていて、船酔いの不安を感じましたが大丈夫でした。
23時半、月明かりが眩いです。
ふと見ると、煌々と灯りを放つ船がありました。クルーズ船かしら?
「AISライブ船舶マップ」というサイトで調べるとリベリア船籍の貨物船であることがわかりました。あの超目立つ灯りは何?と調べてみたら、わかりましたよ~。
海上衝突予防法第30条において、『びょう泊中の船舶は、作業等又はこれに類似した灯火を使用してその甲板を照明しなければならない』とありました。勉強になりました。
明日の大阪到着は6時なので、そろそろ外を見るのはやめて寝ることにします。おやすみなさい。
風邪で体調が良くなかったのと、疲れで部屋から出たくなかったので大浴場には行きませんでした。必要十分の設備があるオレンジフェリーでしたが、私的にはこれまで乗った阪九フェリーや新日本海フェリーに比べると「トキメキ☆感」に欠けるかな~といった印象でした。
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