顔荒れに悩むふあららいです。
18時過ぎにホテルを出発。 トラムに乗って移動します。
やって来たのはプラハ城の麓、トラムが行き交うマラーストラナ広場の一角にある「マロストランスカー・ベセダ」です。
テラス席に陣取り、チェコを代表するビール、ピルスナー・ウルケルとグラーシュをオーダー。
まずビールがやって来ました。
こちらはスモールサイズですが、丸っこいジョッキがカワイイ。
うん、美味しい。 多くの日本のビールと同じ製法で作られているピルスナービールなので馴染みやすいです。
コースター立てには3種類の泡の量が違うビールのイラストがありました。
お好みで注文できるみたいです。
この旅最初の本格的なお食事では、チェコの郷土料理グラーシュをいただく事に。
パプリカ(粉末)がたくさん入ったビーフシチューです。 辛くはありません。
牛肉がホロホロに煮込まれていて、美味しかった。 お皿の奥にあるパンみたいなものは、クネドリーキと呼ばれる茹でパンです。 しっとりモッチリとしていて、シチューに絡めていただくと美味しいです。
ただ・・・量が多くて食べきれませんでした。 ごめんなさい。
グラーシュが219コルナ(約1100円)、ビールが39コルナ(約200円)、合計258コルナ(約1300円)でお腹いっぱい。
会計の仕方が、ハワイ&アメリカと違っていたので、ご紹介します。
会計は基本テーブルで行います。
オーストリアでも同様だったのですが、「チェックプリーズ」と言うと、まずカードかキャッシュか聞かれます。
キャッシュと答えると、スタッフが会計票とお店の長財布を持って来るので、会計票の金額にチップを上乗せして払います。 チップは10%が相場との事ですが、在住の方のブログによると、あまり厳密に考えないで切りのいい数字にしてしまって構わないのだそうです。
頭の中で10%を計算しますが、目の前にお財布を持ったお姉さんが待っているので結構緊張します。
で、支払いたい金額を言いながらお金を渡します。 私はこの時「スリーハンドレッド」と言いながら300コルナを渡しました。 お姉さんは「いいの?」という顔をしながら、お礼を言って受け取りました。
300コルナだと16%をチップにしたことになるので、確かに多かった。 もし290コルナとしたければ「ツーハンドレッドナイティー」と言えば、10コルナのお釣りを返してくれます。 でもたった10コルナ=50円をケチっても・・・という気がしますし、当地でのチップにはなかなか慣れませんでした。
カードでの清算方法は後日お伝えしますね。
ほろ酔い気分でカレル橋へとやって来ました。
日が暮れなずみ、気温もすっかり下がって心地のいい風が吹いています。
昼間に比べて人の数もだいぶ少ないです。
ヤン・ネポムスキー像に並んでいる人はおらず、私もこのおじさま達に続いて願い事をしました。
願い事は・・・・内緒。
「ビジネスクラスで豪遊ハワイ」でない事だけは言っておきます。
どうか願い事が叶いますように・・・
橋の両端に建つ塔が夕日を浴びています。
ブルタヴァの河畔に佇み、夕景を眺めることに。
いろいろな思いが去来します。
この歳にして一人旅でここに来るなんて20歳の時の私には思いもよらなかったな~。
実は私、学生時代にプラハ在住の女子と文通をしていたんです。
ろくに英語が出来ないのに憧れだけは持っていて、勢いで国際文通協会みたいな所に申込み、紹介されたのがチェコ人のデニサさんでした。(相手の国籍は選べなかったのです)
2年位文通したでしょうか、小さなプレゼントを互いに贈り合ったり、読書が好きな彼女に夏目漱石の英訳本を送ったりしましたが、そのうちチェコは民主化を果たし、文通は彼女がカナダに留学するのをきっかけに途切れてそのままになってしまいました。
それから5~6年が過ぎ、ある程度英語ができるようになったある日、しまってあった文通の下書きを見て驚愕!
本当に意味不明のめちゃくちゃな文章を綴っていた事実を突きつけられ、この恥ずべき黒歴史を抹殺すべくすべて処分してしまいました。 よくもまあ、あのめちゃくちゃな解読不明の文通に付き合ってくれたものです。 彼女には感謝以外の言葉が見つかりません。 ちなみに彼女から送られてきた小物や本は、今も大事に取っておいてあります。
デニサさん、今どこで何をしているんでしょう。 私はプラハを旅しましたよ・・・
すっかり日が落ちたので、トラムを乗り継いで帰ります。
乗り換えの停留所で、ダンシングハウスと呼ばれる変わった姿のビルをパチリ。
右側が男性、左側が女性という事でダンスをしているカップルを表しているそうです。
ホテルに着き、ホッと一息・・・
「一通り見たし、もうおうちに帰りたいな・・・」
2日目でホームシックかよっ!(さまぁ~ず三村風)
>>>土曜日の朝はファーマーズマーケットへつづく>>>