気が付けばもう5月も中旬になりました。時の流れが早くて付いて行けないふあららいです。
母と二人で行くことになった中央ヨーロッパの旅。
今年いわゆる後期高齢者の仲間入りをした母との旅行ですが、ツアーで行くか個人手配で行くかが問題でした。
ツアーだと添乗員さんにすべてお任せで、荷物も自分で持って移動する場面がほとんどなくて楽は楽なのですが、ルートが限られてしまいます。
さらにツアーに参加した高齢者の感想などをネットで見ると、
「移動移動で疲れた」
「たくさんの所を回り過ぎたが故、個々の印象が薄い」
などと満足度が高いとは決して言えないようです。
高齢者向けのゆったりとした行程を謳うツアーもあるようですが、そういうのは押しなべて高額・・・顧客対象は富裕層みたいですね。
ましてや私たちの場合、今回の旅行はテレビ「花よりおじいさん」で通ったルートを後追いしたかったので、ツアーで行かない所に行きたいとか、ツアーでは日帰りで済ませてしまうようなところに泊まりたいなど、旅のわがままがたくさんあります。
気になる費用面ですが、飛行機代・宿泊代・現地交通費と見積もってツアーと比べても、馬鹿みたいに高くつくこともなく、利用する航空会社次第ではうんと安くなる可能性も。
という事で、個人手配で行くことにしました。
ところで私の生まれて初めての海外旅行はヨーロッパのツアーでして、ロンドンまでの12時間のフライト(もちろんエコノミー)はまさに苦行でした。
窮屈なエコノミー席で6時間経ってもまだ半分・・・絶望に包まれたのがトラウマで、2度とヨーロッパに行くことはないだろうなあと思っていたくらいです。 しかし、母の足腰がしっかりしているうちにヨーロッパへ連れて行ってあげたい気持ちが勝りました。
できれば今回は負担軽減のためにも飛行機はビジネス、もしくはプレエコにしたい・・・。
しかし予算の兼ね合いもあるのでエコノミーになってしまうけど、日系航空会社の方が安心でいいのかな~と調べたのが、2019年1月の始め。
ANAのエコノミーで東京からプラハIN(ウィーン乗り継ぎ)、ウィーンOUT(帰りは直行便)で18万円台。
ちなみに・・・と、スカイスキャナーを使ってビジネスクラスで検索をかけると、アエロフロートが21万円台で出てきました。 3万円の差で、フルコースの機内食、シートはフルフラットのビジネスクラスに乗れるんです。
モスクワでの乗り継ぎが必要になりますが、ビジネスなので待ち時間にはラウンジでタダで飲み食いができます。 これはいいかも・・・?
でも、アエロフロートって聞いただけで共産主義時代の負のイメージしか湧いてきません。
1990年に民主化に転じて30年近くになりますが、いまだにおそロシアと言われているようで、なんだか怖いです。