昨日ダーリンがリンゴを買ってきてくれて、やっと食べることができたふあららいです。
魚市場周辺には海産物を扱う商店や魚料理を供す食堂が軒を連ねています。
お店の前の生簀には新鮮な魚介類が所狭しと。
カニ、エビ、各種お魚、刺激するとヌルヌルをした粘液を出すヌタウナギや、タコにユムシ、いろいろな種類の貝・・・
その中の一軒「テサンフェチッ」に入りました。(外観写真なし)ホントスミマセン
今回の旅では食事処を決める際、韓国の地図アプリ「カカオマップ」で検索をして、韓国人による口コミや星の数を参考にしました。 こちらのお店に決めた理由は、口コミがいいのと、手頃な料金のコースがあったからです。
「あんにょんはせよ~!」 愛想よく入って行くと、奥の座敷に案内されました。
我が家の隣には韓国人らしき女の子2人組、そして反対側には東南アジア風のカップルが食事をしていました。
予想外にも日本語が話せるおばちゃんがいたのですが、せっかく練習してきたので韓国語で注文しました。
(ふ)「さまのんこす じゅせよ。 くりご めっちゅ はんびょん じゅせよ」(4万ウォンのコースとビール1本ください)
コースは30000ウォン(3000円)がベーシックとなっていて、40000ウォン、50000ウォンと品数が増えていく仕組みになっていました。
おばちゃん普通に日本語で返してきます。
(お)「ビールはCASSとHITEがあるけど どっちにする?」
結局つられて日本語に(笑)
(ふ)「どっちがおいしい?」
(お)「どっちかいったらCASSね~」
(ふ)「じゃCASSで」
(お)「まあ、にほんのビールがいちばんおいしいけどねー」(おいおい・・・)
注文が済むと、すぐにパンチャンが運ばれて来ました。
皿を並べながらおばちゃんが尋ねてきました。
(お)「おきゃくさん、なんでうちのコースしってるの?」
(ふ)「インターネットで見ました」
(お)「あーインターネットねー」
そして、平幕登場の後は三役が卓の上に。
右がテナガダコの刺身でグネグネと動いています。
左上の赤黒いのは韓国語でケブルと呼ばれるユムシです。 どちらも生まれて初めて食べました。
テナガダコは口に入れると、吸盤が頬の内側に吸い付いた時にチクッとした痛みを感じます。 味うんぬんより、あまり気持ちのいいものではありませんでした。
ユムシは店先でその本体を見ましたが、ピンク色のムニムニとした節のないイモムシのような気持ちの悪い生き物なのですが、食感がコリコリとして見た目とは裏腹に美味しかったです。
あと韓国ではホヤもよく食べるようですね。 私は昔、三陸に行った時に食べましたが、海水を食べているような感じで「これは完全にお酒のアテだな~」という感想を持ったのですが、ここでのホヤは磯臭さがほとんどなくて食べやすかったです。
さあ横綱の登場です。
白身のお刺身が4種類ありました。 韓国ではお刺身と言ったら白身魚なんですね。
(お)「はっぱにみそつけて、そのうえにさしみをのせて、つつんでたべるのがかんこくふう」
おばちゃんが親切に食べ方を教えてくれました。
その通りにしても美味しかったですが、後半は持参したお醤油とワサビを付けていただきました。
その他にもお料理がたくさん出て来ました。
海老のマヨネーズ焼き。
写真撮っていなかったのですが、エノキダケや帆立のバター焼きの他、ニラチジミや大きな焼き魚も出ました。
もうお腹いっぱいになりつつあります。
ところで我が家が注文した4万ウォンのコースには鮑が出て来るはずなのですが、いつまで経っても来る気配がありません。
どうも私の韓国語の発音が悪かったようです。
4万ウォンは「さ まのん」、3万ウォンは「さむ まのん」
この言い分けが簡単そうでいて難しくて、家で何度も練習したのですが実戦では上手く伝わらず、結局3万ウォンのコースになってしまいました。
追加してもらってもよかったけど、すでにお腹もいっぱいだし、まあいっか。
>>>笑撃のミニチュア寿司とネチネチもろこしへつづく>>>