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冬の弾丸旅 第一弾《松江編・底冷えの国宝天守》

帰国便に乗り遅れる夢を見たふあららいです。

 

 

2023年1月26日(木)

そう言えばホテルにチェックインしてから一度も窓の外を見ていませんでした。障子を開けシェイドを上げると、あらまあ宍道湖が一望の良い景色。

 

お楽しみの朝食です。我が家は朝食付きで予約しましたが、大人2300円の強気の値段設定です。

お値段お高めだけに一品一品のクオリティが高いです。

お刺身の種類は少なめでしたが、赤酢の酢飯が用意されていて海鮮丼が作れるようになっていました。魚の練り物とシジミがご当地ものとしてラインナップ。シジミ汁が美味でした。フグ皮ポン酢というものを初めて食べました。美味しかった~。

 

お部屋に戻って冷蔵庫にあったサービスドリンクをいただいてから出発。

 

とりあえず雪が止んでいてよかった。しかし道はこのありさま(汗)

 

松江城へやって来ました。

現存12天守のひとつで国宝に指定されています。1611年に落成。こじんまりとした天守でした。

 

意気揚々と進入しましたが、靴を脱いで上がる為、床の冷たさが足の裏に直撃!寒い寒いと足踏みをしながらの見学となりました。冬は相当の覚悟を持ってお越しください。

眺めは最高!

 

堀川めぐりの船は運休。こたつ船を楽しみにしていたので残念でした。

お堀の水がシャーベット状になっていて、これじゃ無理だな~。

仕方がないので松江歴史館に行きました。館内は暖房が効いていて心も体も緩みます。

 

お城や町の歴史について学んだ後は、館内の「喫茶きはる」で一休み。

松江は京都、金沢と並んで「日本三大菓子処」と言われているそうです。大名茶人として名高い松平不昧公の影響で茶の湯が広まったのだとか。

 

和菓子職人のおじちゃんに迎えられ、お抹茶と上生菓子(870円)をいただきました。上生菓子は数種類あって、どれにするか迷いましたが「福寿草」というものにしました。

日本庭園を見ながら優雅に・・・と思ったら、屋根からの落雪が積み上がり視界を遮っていました(笑)

後でパンフレットを見て知りましたが、和菓子職人のおじちゃんは「現代の名工」に選定されたすごい人だったのでした。そのような方の作るお菓子を気軽にいただけでよかったです。

 

ほとんどの道で除雪ができていないので、移動時間を通常の1.5倍取り、早めに空港に向かう事にしました。

途中、道の駅本庄に寄ってみました。特に道の駅マニアではありませんが、「長野県道の駅すごろく旅」という企画を遂行中の為、他所の道の駅が気になります。

どじょう掬いまんじゅうのビジュアルに惹かれたダーリンさんが職場へのお土産として買っていました。

 

中海を走る道では側溝に脱輪している車が。

ちなみにこの旅では私がハンドルを握ることはありませんでした。こんな道絶対運転したくないので、ダーリンさんにまかせっきり。

 

通称ベタ踏み坂の江島大橋を渡って境港市に入ります。ここまでくれば一安心。

 

なにか温かいものが食べたい・・・と、その場で検索して町の中華料理屋さんに入りました。

素朴な醤油ラーメンでした。肉厚チャーシューが2枚も!

 

無事に空港まで戻って来ました。

最後にお買い物を~と売店を覗くも、心惹かれる物はなく。今回の旅で、私はお土産を一つも買いませんでした。こんなことは初めてです。大寒波で不要不急の外出自粛を呼び掛けられる中、決行したことに対する罪悪感が少なからず関与しているのが正直なところです。

 

さようなら~!

今回は予定通りにいかない不完全燃焼の旅となってしまいました。しかし夕食、朝食そして上生菓子・・・と、舌の方は大いに満足できました。

いつか気候のいい時期にリベンジを果たしたいと思います。