例年夏場はドライアイが解消されるのに、今年はつらいふあららいです。もう外的要因は関係ないみたいです。
8月1日に行われた東京オリンピックの走り高跳びの決勝で、カタールとイタリアの選手が2メートル37センチの同記録で二人揃って金メダルを獲得したそうですね。
2メートル39センチの挑戦でともに3回失敗し、「ジャンプオフ」と呼ばれる追加試技を行うか審判に尋ねられた時、二人はこれを行わないとして互いの金メダル獲得を選びました。
ニュース映像で肩を抱き合って喜ぶ二人の姿を見て、パンを分け合うだか奪い合うだかの逸話を思い浮かべた私です。
あれ何でしたっけ? キリスト教の教えでしたっけ?
調べてみたら、相田みつおさんの詩の一節でありました。パンは関係なかった(笑)
うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる
仏教のことばである自利利他を現した詩です。
はっきりと順位を決めることを選べた中で、あえてそれを放棄してライバルの活躍を称え合う・・・なんて心にゆとりのある人たちなのでしょう。
久しぶりにほっこりした気分になりました。