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我が家の可愛いコドモ・・・それはまるる

昨日今日と穏やかないい天気で、お洗濯がはかどって嬉しいふあららいです。

 

 

今日は愛猫まるるが我が家にやって来た時の事をお伝えしたいと思います。 長文お付き合いください。

 

まるる🐈が我が家にやって来たのは2年前の12月28日でした。

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その年の秋に当時の職場環境のストレスで体調を崩していたのと、先代猫のミユタさんが12年の生涯を閉じたのが重なり、私は心身共にどん底の状態でした。

四十九日を一つの区切りとして新しい子を迎えようとダーリンと話していて、クリスマスも間近に迫ったある日、一緒に県内の捨て猫保護活動グループのサイトを見ました。

 

私のただ一つの希望は茶トラ。 幼少期から40年近くいろいろな猫と暮らしてきましたが、茶トラには縁がなかったのです。

サイトには茶トラが1匹だけ出ていました。 生後4か月のオスで、保健所から引き揚げられたと書かれていました。

 

今まで拾うか貰うかで猫と暮らしていたので、保護グループから譲り受けるのは初めてでした。

グループに連絡を取った所、まずお見合いをして、双方の条件が合えば後日引き渡しになるとの事。 向こうも変な人に小さな命を託すわけにはいかないので止むをえません。

 

茶トラちゃんは母猫・兄弟猫と一緒に置き去りにされていたそうです。 保健所に持ち込まれた後、他の皆は貰われて行き、1匹だけケージの中に残っていたんだそうです。 それを保護グループの方が引き取って、殺処分を逃れました。 仮の名前は「ラッキーちゃん」との事。

 

12月28日にお見合いをしました。 一軒家を改造した保護活動グループの収容施設には子猫から大人の猫までたくさんの猫たちがいました。

どの子も自分の置かれた状況を理解しているのか人懐こくて可愛くて、今住んでるアパートの規定で1匹しか選べないのが切なかったです。

しかし意中のラッキーちゃんは興奮して部屋の中を走り回り、なかなか触れ合えません。

保護グループの方もこれはまずいと思ったのか、他の子猫を勧めてくる始末(笑)

 

それでもこの子がいいですと言って話をしていた所、見かねたもう一人の方がラッキーちゃんを捕まえて優しく諭してくれました。 するとあら不思議、途端に大人しくなって私の膝の上にちんまりと丸くなったのです。

それを見た保護グループの方、突然「今日連れて行きますか?」と。

「ふあららいさんは大丈夫だとわかりましたから、今日連れて帰って下さいな」

信用してもらえたのは嬉しいけど、キャリーケースを持って来てないと言うと、 「キャリーケースはうちのを貸します。後日様子を見に伺いますのでその時に返してくれればいいですよー」

とんとん拍子に話はすすみ、その日に去勢手術もすることになり、慌ただしく指定の動物病院へ。

 

手術の間に近くのスーパーで子猫用のフードと猫砂、そしていくつかのおもちゃを購入。 あまりの急展開に戸惑いつつ、手術が終わるのを待ったのでした。

手術が終わった頃には辺りはすっかり暗くなっていました。 ラッキーちゃんは麻酔で朦朧としていて、帰りの車内はとても静かでした。 車のエンジン音だけが聞こえる中、私はこの小さな命とこれから十数年向き合っていくのだという覚悟のようなものをひしひしと感じていました。

 

こうしてラッキーちゃんは我が家の一員になり、新しい名前は「まるる」となったのです。

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昨夜、我が家に来て2周年を祝って、「海のおいしさ・懐石」をあげました。 美味しそうに食べるのを見てると、こちらも嬉しくなります。

カリカリの中に小さな煮干しが入っているのですが、それだけ残していました。

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その煮干しを細かくバラしておいたら、朝には無くなっていました。

 

まるるちゃん、元気で長生きしてね💗

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