こんな庶民でも捕まるのは嫌だから僅かな所得の中からでもちゃんと税金を納めているのに、億単位の報酬を得ていながら、それでも納税を逃れようとする人がいるなんて・・・。たくさん払ったって、たくさん残るんだからいいじゃん!って憤ったふあららいです。 最近、立派な人だなあ~って一目置いていた人に裏切られた思いをすることが増えたような気がします。
2018年10月25日(木)
おはようございます。 起きたのは午前4時。
お月様が未明の西の空に残っていました。
今日は帰国日です。
5時過ぎにホテルをチェックアウトして、5時27分の始発列車に乗る為に西面駅に向かいます。
旅行前、最大の関心事はお天気と気温でした。
特に気温は海辺の街だから、風が吹いて結構寒いのではないかと心配でしたが、思い切って上着は置いてきました。 予想以上に暑くて着ずに荷物だけが増えるのは嫌でしたから。
実際のところ、日中はまったく問題なし。 一番寒かったのは、早朝駅に向かって歩いていたこの時だけでした。 しかしそれも駅に着くまでの10分足らずの間だけなので、マフラーを巻いて凌ぎました。
ホームにはスーツケースを持った人が目立ちました。
「往く人」なのか「帰る人」なのか・・・
沙上駅で軽電鉄に乗り換えです。
こちらも始発だったのか、ホームにはたくさんの人が並んでしました。
当然座ることはできなくて吊革につかまっていたのですが、目の前に座っていた母くらいのお婆さんがちょんちょんと突いてきて「あそこに座りな」と言っています。 ロングシートのお婆さんから3人隣に一人分の空きがありました。
しかし窓ガラスには「優先席」の表示が。 満面の笑顔で「大丈夫ですよ~」と手を振って遠慮しました。
実は3月のソウルで、優先席に関してマナー違反を犯していたのです。
夜遅くの空いた車内で、私と友人は誰もいなかった優先席に腰掛けました。 もしご老人が乗って来たらお譲りすればいいわと。
すると向かい側に座っていた同年代のおじさんがびっくりした顔で私達を見ていたのです。 その時はなんでこっち見てるんだろうと不思議に思っていたのですが、帰国後ある本で韓国ではたとえ優先席が空いていたとしても対象者以外は座らないのが常識なのだと知りました。
そんな経験があったので、いつもの私ならホイホイと座ってしまう所ですが、ここは遠慮したほうがマナーに適っていると思った訳です。
そうして何駅か過ぎた所で、同じお婆さんが今度は「荷物を持ってあげるから置きなさい」と肩から下げていたパンパンのエコバッグを引っ張り始めました。
(ふ)「けんちゃなよ~」(だいじょうぶですよ~) (お婆)「いいからいいから。そんなのずっと肩に掛けてたら重いでしょ」(たぶんこう言っている)
結局エコバッグはお婆さんの膝の上に乗りました。
(ふ)「こまっすむにだ~」(ありがとうございます~)
と言いつつも、持ち手は離さずお婆さんに全重量が掛からないように気を遣う私。
その態勢のまま5分程経ち、空港駅に到着。 お婆さんもここで降りるようです。
(ふ)「ちょんまるかむさはむにだ~」(本当にありがとうございました)
最後に予期せぬ人情に触れ、心がほっこりしました。
昔は日本でもこういう光景が当たり前に見られたものですよね~。 クルマ社会の地方に住んでいると、電車に乗る機会があまりないので最近はどうなのかよくわかりませんが。
>>>長蛇の列を横目にサクサクとセルフチェックインへつづく>>>