昨夜から強い雨が降っています。これが雪だったらえらいことになっていたな～と安堵するふあららいです。
鹿児島空港を出発したソラシドエアは宮崎県の日南海岸の北端にある青島の辺りを通り太平洋上空に出ました。そこからは北東に進路を取り、足摺岬を左に見ながら飛行します。
今回はグーグルマップで現在地が捕捉できたので、景色を楽しむことができました。
ずっと下を見ていると、白くて大きな船が航行しているのに気が付きました。カーフェリーかな？ 近年フェリーに乗るようになったので気になります。ここでWiFiが使えれば、フライトレーダー24の船舶バージョンである「AISライブ船舶マップ」で何の船か特定できるのにな～。
しかし上空から見ているとなんと無防備なことでしょう。思わず戦時を想像してしまいました。これじゃ簡単に見つかってしまいますよね。民間船ならほぼ丸腰（対馬丸の悲劇を思い出します）。戦艦なら当然対空銃器がありましたが、それでも潜水艦が開発されたわけだわ、と納得。
温かいコーヒーとクリームパンのおやつを済ませ、しばらくすると紀伊半島の潮岬を通過。
地形がよくわかります。函館のように低い所が市街地になって本土とつながっているんですね。
そうこうしているうちに、尿意を自覚し始めました。
3席並びの通路側には女性がパソコンを開いて作業をしていて声を掛けづらい雰囲気。あと1時間足らずで羽田に着くから我慢するかな。我慢できるよね。
遠くに霞みながらも富士山を確認。
おトイレ行きたいな・・・
ようやく羽田に到着。この時すでに貯水量100％に達していて、かなりヤバイ状況。
く～早くターミナルに着いて～！
早く早く！
その時嫌な予感が。確か行きは沖止めでバス移動だったよね、という事は・・・？
ギャーやっぱり沖止めだったのでした。降機の際にも機内のトイレを使えたのでしょうが、「あ、あの人トイレ我慢してたんだ」と人に思われるのが恥ずかしく（自意識過剰な中学生かよ！）素知らぬ顔でバスに乗り込み、膀胱を圧迫しないよう腰を反らし気味にして浅く腰掛けたのでした。
バスに1時間位揺られ（あくまで個人の主観です）、ターミナルで下りて猛ダッシュでトイレに駆け込み、自己を開放。もう我慢しなくていいんだよ・・・と優しく下半身に語り掛けました。しばしの放心状態から我に返り、新たな一歩を踏み出したのでした。
数時間後、春霞の鹿児島から景色は一転。前日の雪でまだまだ冬景色の松本に帰着したのでした。
車内で食べたパンの木ベーカリーのアップルティーデニッシュ（税別213円）がとっても美味しかったです。
以上、駆け足で回った鹿児島の旅でした。初めて訪れた鹿児島の印象は「霧」そして「茶畑」です。茶畑が本当に至る所で見られました。あとこれは私の知識不足ではあるのですが、鹿児島の観光地としてのポテンシャルの高さに驚きました。レンタカーは大盛況、外国人の姿も多く見られ、そして黒酢の壺畑の上空が空港へのアプローチルートとなっていたようで、それこそ10分置きと言った感覚で次から次へと飛行機が通過していたのです。2022年のデータとなりますが、全国の空港の旅客数ランキングで鹿児島空港はトップテン入りの第9位（467.8万人）なんですって。第10位の神戸空港を150万人も上回っているんですよ。鹿児島空港は屋久島・種子島や奄美などの離島へのアクセス空港となっていることも、旅客数の多さの一助になっているのかもしれません。ああ、奄美大島にも行ってみたいな～。
そんなわけで鹿児島の旅行記は終わりです。最後までお読み頂きありがとうございました。
次回はお土産の紹介をしますね。
