旅ごころのよりどころ

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それを言っちゃあ おしまいよ

自分が認知症になる予感がするふあららいです。

 

 

赤ちゃんやヨチヨチ歩きの幼子を連れて旅行に行く人に対して、このような発言を耳にします。

 

連れて行ったって、どうせ本人は覚えちゃいない

 

だから意味がない無駄である!との結論に至るようです。確かにその通り。だけど親にとってはこれも思い出作りのひとつで、小さい子を連れての旅行を「いろいろと大変だったけど楽しかったね~」とやがて懐かしく振り返るわけですね。

 

で、この「どうせ本人は覚えちゃいない」の部分ですが、これ老人に対してもあてはまるのかな?と思いました。

完全なる受け身で連れ出される赤ちゃんと違って、誰かに誘われたにしても自分の意志で出掛ける老人が、数年後認知症となり旅行に行ったこと自体を忘れてしまう・・・

これって「どうせ忘れてしまう」のだから意味がない無駄!となるんですかね。だとしたら認知症になる人はすべて、その人が歩んできた一生が意味がなくて無駄になってしまうのでしょうか? それは悲しい。だって、その思考で突き詰めていくと「どうせ死ぬんだから、生きていても意味がない無駄!」になってしまいます。

う~ん、なんか話が哲学的になってきてしまいました(汗)

 

でも「どうせ死ぬんだから」ってそれを言ったら元も子もないですよね~。何の因果か知りませんが、せっかく生まれて来たんだし。上手く言えませんが、もし運悪く認知症になってしまってもいいように、今の一瞬一瞬を大切に生きていくのが大事なのかなと思います。

日々ダラダラと無為に過ごしている私に対して「どの口が言う?!」ってセルフ突っ込みをしてしまいますが(笑) 一応、一瞬一瞬を大切にダラダラしてるつもりではいますよ~。