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お金を払って楽をする【熊野詣の旅】

梅雨に戻ったような雨の降り方です。ひどい水害が起こらなければいいなと思うふあららいです。

 

 

速玉大社を後にして、熊野三山の最後のひとつ那智大社へと向かいます。

 

国道42号線から西側を見ると、建物の合間から山の中の神倉神社が見えました。

 

ちょうど信号待ちのタイミングとなったので、デジカメの望遠をMAXにして撮りました。

500段を優に超える急な石段を登った先にある社殿とご神体のゴトビキ岩が見えます。ゴトビキ岩は熊野の神様が最初に降り立った場所と伝えられているそうです。ここが元宮なのに対して新しい宮として速玉大社が建てられたことで、この地が「新宮」と呼ばれるようになったとか。

半端なくキツイ石段との事なので参拝は見送りました。2月に催される「お燈祭」は約2000人の松明を手にした男衆が石段を駆け下る勇壮な火祭りです。麓から見ると参道を連なる火の筋が下り龍に見えるそうです。

 

新宮市内の寿司店で早めのお昼を頂きました。

マグロの中落ちが美味しかったです。この辺ではマグロが捕れ、生マグロを扱う専門店もあります。

 

お腹も満たされたので、いよいよ那智大社へ向かいます。

新宮から30分近く走り、緑濃き山の中をグングン上がって行くと・・・

 

おおっ! 那智の滝が見えました!

 

那智大社をお参りするにあたり、車をどこに停めるか問題で計画時にかなり頭を悩ませました。ここでの観光スポットは大社と滝の大きくふたつに分けられます。駐車場は何か所もありますが、急な斜面に貼り付くように建物がある小さな門前町なので、選択を誤れば階段を登ったりまたは下りたり日頃の運動不足を大いに悔やむことになってしまいます。早い話が楽をしたいという事(笑)

で、一番お金がかかるけど一番楽な所にしました。

 

青岸渡寺の駐車場です。

寺所有の私道と思われる防災道路という有料道路を上がり切った所にあります。通行料が800円かかりますが、これだと青岸渡寺那智大社をほぼ水平移動でお参りができます。

滝に行く時は別の民間駐車場(有料)に停めればいいやと思っていたのですが、麓にある防災道路入口脇のスペースにも停めていいと料金所のおじさんが教えてくれました。

上の図の「下のP」からヘアピンカーブの所の滝の入り口まで舗装道路沿いに歩いて5分でした。高低差はゆるく体力温存にはピッタリ。ただし、滝の入り口から飛瀧神社までは石段を下ります。

 

 

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