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廃仏毀釈を免れたお寺【熊野詣の旅】

食べたばかりなのにお腹が空く・・・まやかしの空腹に困っているふあららいです。

 

 

駐車場から歩いて行くとまず最初に拝観するのは青岸渡寺(せいがんとじ)となります。お寺の駐車場に停めたので当然と言えば当然ですね。

那智三山は本宮大社・速玉大社・那智大社の3つであるという認識は持っていましたが、お寺が含まれるというのを知ったのは、数か月前に熊野古道について書かれた本を読んだ時でした。

ウィキペディアによると、神仏習合により中世から近世にかけて隣接する熊野那智大社と一体化し、那智山熊野権現那智権現と呼ばれていたのだそう。明治になり政府は神道を国家宗教とし廃仏毀釈が行われましたが、この寺は西国三十三所の第一番札所であったため廃寺を逃れたのだそうです。

神社の方が有名すぎる為か、多くの人はこの前を通り過ぎていました。境内のお花の手入れをしている女性から「どうぞお参りしていってください」と声を掛けられました。

 

那智山青岸渡寺天台宗のお寺です。

本堂は1590年の建立です。香炉に片足掛けた霊獣が可愛い。

 

本堂前にも観音菩薩像がありました。

 

お次は那智大社です。

 

 

 

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