実は寝台列車に乗るのは初めてではないふあららいです。30年ほど前に寝台特急北陸号に乗ったことがあります。
レンタカーの返却を済ませて、出雲市駅まで歩いて来ました。
サンライズの発車までまだ20分程あります。よ~し、ここで最後のお土産爆買いしますよ~!(鼻息)
ところが、駅隣接のショッピング街の入り口はシャッターが下ろされています。
営業時間が18時までとなっていたのでした。やはり新型コロナのせい?それとも冬場だから? え~ここはサンライズに乗車する観光客の為に19時までやるべきでしょ~!?(4月からは営業時間が19時までとなります)お土産ショッピング楽しみにしていただけに残念極まりないです。
改札の脇にセブンイレブンがありました。ここになにかあるかな~?コンビニだから期待薄だな~と思いながら入ってみると、一角にお土産コーナーがありました。せめて何か一つ・・・とお買い上げしたのは「しじみらーめん(しお味)」です。
これ、なかなか美味しかったです。
セブンイレブンの店内はこれからサンライズに乗ると思われる若者たちで賑わっていました。皆、食料入手を目的に来ているようです。ここで何か手に入れておかないと、喰いっぱぐれますからね。それを見越してか、お弁当売り場はとても充実していました。
18時46分、サンライズが入線しました。
全車両2階建てとなっていて、私の部屋は下階でした。ネットで購入したので上階下階は選べませんでしたが、窓口で買う時はリクエストできるようです。
デッキから数段降りて下階へ。
ピンボケですが、通路の両側に個室があります。
扉の中はいきなりベッド(笑)
指定の個室に着きました。
ドアから20センチの所にはもうベッド(笑)お世辞にも広いとは言えません。
20センチの隙間にちょうどキャリーケースが収まりました。大きめのスーツケースじゃアウトです、きっと。毛布と枕と青のストライプが爽やかなガウンがありました。
窓横の壁には操作パネルがありました。
ここで照明、暖房の調整ができます。アラームクロックがあるのが寝台列車らしいです。
とにかく荷物の整理を・・・ベッドの上に正座をし、必要なものを出して並べていると、いつの間にか列車は走り出し、程なくして車掌さんが検札にやって来ました。ベッドの上に並べられた品々・・・行商ですか?みたいなところを見られて恥ずかしかったです。
荷物整理が終わったので早速お寿司をいただきます。
これが大変美味しゅうございました。ラベルに「境港直送ネタ使用!」とあり、見事に昨夜のしょぼい夕餉の仇を討ったのでした。
お寿司とデザートを平らげ、ここからはリラックスタイム。日暮れ後の出発だったので外は真っ暗、中国山地の景色は見れず。そこがちょっと物足りなかったです。
ゴロリと横になって、アマゾンプライムでダウンロードしていた「ハドソン川の奇跡」を観ました。
岡山を出た後、そろそろ寝ることに。
洗面所にはカーテンが付いていて、一応プライバシーへの配慮があります。
歯磨きを終え、時間は23時。耳栓とアイマスクを着けておやすみなさい・・・。一応窓にはシェードがありますが、駅通過時などにホームの灯りが気になるのでアイマスクを持って来たのは正解でした。
3時20分頃、トイレに起きると列車は豊橋に停車中でした。
東京到着は7時過ぎ。まだまだ寝られます。
6時に起き、朝ごパンを食べ、身支度を整えていると、まもなく東京到着のアナウンスが流れました。
靴を履き、ベッドに腰掛けた状態で待機すべく扉を開けると、はす向かいの男性客も同じ態勢を取っていて、ちょっとしたお見合い状態に(笑)
7時8分、東京に到着しました。
12時間の長旅だったけど全然疲れていません。やはり横になれるのは最強ですね。
こちらが私のお部屋でした。下階なので、窓の位置がホームとほぼ同じです。
疲れはしなかったものの、揺れは結構激しかったです。翌日まで丘酔いでフラフラしていました。
その後、通勤ラッシュに巻き込まれないよう速やかにJR中央線で新宿へ移動して、高速バスで松本まで帰りました。
以上で出雲参拝の旅行記はおしまいです。
初めての山陰地方でしたが、海と山の自然がすぐそばにあって、のんびりとしたのどかな雰囲気で気に入りました。次の機会には、日程の都合で諦めた松江と足立美術館を訪れてみたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。