ブルーベリーは好きだけど、ラズベリーは苦手なふあららいです。
アスファルトの割れ目に逞しく生えている植物を「ド根性○○」とか言ってもてはやされたりしますが、我が家の暮らすアパートの駐車場にいつの間にか育っていたド根性がいます。
いつのまにか縁石の隙間から芽を出したそれは、3~4年の時をかけて私の背丈以上に成長しました。草ではなく木です。何の木だろうと気にはなっていたものの、わからずにいたのですが、5月の中頃まだ緑色の実が付いているのに気づき、葉の形といい桑の木ではないかと思いました。とは言っても、私は小学校のカイコの飼育で餌をやったくらいしか桑との縁がありません。信州はかつて養蚕が盛んだったこともあり、ダーリンさん(50代)は子供の頃に桑の実を食べていたそうです。諏訪出身の友人(50代)はカイコのさなぎを炒ったのがおやつだったと言っています。
で、ダーリンさんに見てもらったところ、おそらく桑であろうとお墨付きを頂き、以来実が熟したら食べるのを楽しみにしていました。
こちらは、実が徐々に色づき始めた頃に撮ったものです。
桑の実はマルベリーと呼ばれ、ラズベリーとかと違って種の粒々がなく美味しいらしいのですが、生では保存がきかないのでジャムにするといいらしいとか。う~ん、楽しみ~♪
しかし!
日を変えて見るたびに実が減っていくのに気が付きました。そして一つも食べないうちに無くなってしまいました。
おそらく鳥の仕業でしょう。悔しい~!
来年はネットでも掛けようかしら。