先日のアマゾンプライムセールに便乗して、またまたひと月限りのプライム会員になったふあららいです。
小学5年生の時に初めて自分のラジカセを持ちました。 確かお年玉で買ったんだと思います。
SONYのモノラルラジカセ。 これでテレビの歌番組を録音しました。 テレビのすぐ近くに置いて、録音中は息を潜めました。 そのうちに音声入力-出力端子をコードでつなぐという知恵をつけ、録音中に家族に沈黙を要求する必要もなくなりました。 文字通りラジオとカセットしか聴けないので、レコードではなくミュージックテープを買いました。
中学2年でアンプ一体型ステレオレコードプレーヤーを購入。 晴れてレコードが聴けるようになりました。 初めて聴くステレオの音に感動したなあ。 カセットも付いていたので、人生初のダビングという作業もするように。
高校生になってKENWOODのポータブルカセットプレーヤーを買い、休み時間に友人にイヤホンの片方を渡して一緒に聞いていたっけ。 その頃に時代はCDへと移り変わりましたが、先述のプレーヤーを愛用していたので、機器を買い替えることはしませんでした。
やがて昭和は終わり平成へ。
時代はMDへと進化していました。 いまだCDプレーヤーすら持っていないのに、MDなんて無理・・・ と、私のオーディオ機器の進化は周回遅れを始めます。
20代半ばで兄からお下がりのCDラジカセをもらい、私も世間に遅れる事10年でCDデビューを果たしました。(歌手になったわけではありません)
その数年後、父がゴルフコンペの賞品でCDミニコンポを持って帰って来ました。 3枚のCDチェンジャー付き、更にダブルカセットです。 これでダビング・アレンジやり放題となりました。
松本に移り住んだ時、そのミニコンポも持って来て愛用し続けていました。 そのうちにCDトレーの開閉ボタンが壊れ、誤作動を頻繁に起こすようになりましたが、日常的にCDを聴くのは車の中となっていたし、カセットが聴ければいいやとそのまま使用。
時代は平成から令和へと変わり・・・
そのCDミニコンポが今朝、家電ゴミとなり旅立って行きました。 20年以上もの間、私のミュージックシーンを支えてきてくれてありがとう・・・
そして我が家にやって来たのは、SONYのCDラジカセ。 SONYのラジカセに原点回帰・・・と感慨もひとしおですが、時代は令和。 SDカードスロットが付いているんです。(平成時代からあったんでしょうけど)
これで大切にとっておいた70年代80年代のカセットテープのデジタル化が出来ます。 オフコース・寺尾聰・チャゲアス・ユーミン、もういつテープが伸びてもすり切れても構わないよ・・・