オリンピックどうなるんでしょうね~。選手への応援は存分にしたいと思うふあららいです。
今回の旅のお部屋は5階で窓からの景色はよくないのですが、夜景で有名な稲佐山がギリ見えました。
早いですが夕食をいただきに出発。
混雑を避ける為と、この後行く夜景スポットでのちょうどいい時間に合わせる為です。
伺ったのは「長崎卓袱 浜勝」さんです。
長崎ちゃんぽんの全国チェーン「リンガーハット」のグループなんですって。
カジュアルなリンガーハットとは違って落ち着いた佇まいです。
18時過ぎに入店。夜の部一組目のお客となりました。
卓袱料理は初めてですが、メニューを見るとコースで6500円から10000円と、とても日常気軽にいただけるお値段ではありませんでした。地元の方も特別な機会に食べられるのではないでしょうか。
私のような小市民向けに、メニューには「お手軽な卓袱料理」と銘打って「ぶらぶら卓袱(4300円税込)」なるものが載っており、それと生ビールをオーダー。
ビールより先にやってきたこちらのお椀。お酒の前にお腹に入れておくのが卓袱流と給仕係の女性が説明してくれました。
シンプルなお吸い物です。お鰭(ひれ)と呼ぶそうです。ちょっと塩気を強く感じました。お餅が入っていたのが予想外でした。
ウィキペディアによると、本来卓袱料理は大皿に盛られた料理を各々が自由に取り分けて食べるのが基本形だそうですが、おひとり様なので当然一人分のお料理がお皿に載ってやってくることになります。
そんなおひとり様でも見栄えよく楽しめるように仕向けてか、漆塗りの桶に載って登場したのは口取り盛り合わせ。
だしの効いた上品な味付けでした。白いんげんの煮豆は甘くて箸休め的存在。
この中で目を引いたのは、クジラの尾鰭の酢味噌添え。
弾力のある食感がよく、酢味噌でさっぱりと夏らしい一品でした。
お造りのお皿には太刀魚の刺身(手前)があり、初めていただきました。
こちらはハトシというお料理。食パンで魚のすり身を挟んで揚げたものです。
想像通りのお味でした。これが嫌いな人っていないんじゃないかな。
そして卓袱料理と言われて思い浮かべる定番の豚の角煮は、ご飯と一緒に出されました。
思っていたより固めに仕上がっていて、ちょっと期待外れでした。それでもしっかりと甘めに炊かれていてご飯に合いました。
水菓子と梅椀。
「梅椀」とはお汁粉の事でした。塩漬けの桜の花が入っていました。
これでもうお腹いっぱい満腹率100%! 美味しかったです。ごちそうさまでした。
一人で黙食だったので滞在時間が短い方だったのではと思います。食べ終わる頃には2組ほどのお客さんがやって来ていました。
店先までお給仕さんに見送られ、気恥ずかしく思いながら後にしました。
九州という土地柄か、甘めの味付けが多かった気がします。お醤油も甘い筈だったのですが、そこは気づかず(笑)普通に食べていました。
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