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語学留学おぼろげ回顧録 40《サマータイムの始まり》

夕飯の献立を考えるのが億劫月間に入っているふあららいです。

 

 

私がサンフランシスコに滞在していたのは2000年1月23日から7月8日まででした。

24週となります。 留学の期間は月単位ではなくて週単位だったのです。 今までザックリと6ヶ月と言っていましたが、実のところは5ヵ月半が正しいです。

 

ある日曜日の朝、遅くまで寝ていて時計を見ると10時半になっていました。 「う~ん、もう少し寝ようかな~」と考えた次の瞬間ハッとしました。 「いや、もう11時半なんだー起きなくちゃ!」 そして時計の針を1時間進めたのでした。

その日は4月の第1日曜日(2000年4月2日)、サマータイムの始まりの日。つまり夏時間に変わったのです。 早速1時間損したような気がしました。

 

前日にチャイナタウンの八百屋さんで買ったグレープフルーツを絞って飲もうとキッチンにいたら、ガチャガチャと玄関が開いて1泊旅行に行っていたハリエットが帰って来ました。 手にはお土産の入った紙袋とクリスピークリームの箱を二つ持っています。 午後に帰るつもりだったのが、飛行機が満席だったので早く帰って来たとの事。

「今日は日曜日だからクリスピークリームはすごく混むところだけど、今日からサマータイムで開店が1時間早まったからそんなに混まないと思った読みが当たったわ。15分くらい並んで買えたわ」

興奮気味に早口でこのような事を言いました。 私は

「You are smart!」(あったまいい~)

と答えました。

 

こんな感じで始まった人生初のサマータイム。 1時間の差とは言え、やはり夕刻の時間の感覚と外の明るさのギャップを感じずにはいられません。

「今は5時だけど、見てごらんなさいよ~この明るさ。本当なら4時なのよね~」なんていちいち考えてしまう事が1週間くらい続きました。

 

私は7月に帰国してしまいましたが、この年のサマータイムの終了は10月の最終日曜日(10月29日)でした。 日付で決められているんじゃないんですね。

その後サマータイムの実施期間は2007年に変更となり、現在は3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までとなっています。

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