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もはやナンセンスなTSAロック

今日は涼しくて最高ですが、台風の進路が気になるふあららいです。

 

 

皆さんはスーツケースに鍵を掛けますか?

 

TSAロックなるものが登場したのはいつ頃でしたっけ? 確か9.11テロをきっかけにして誕生したはずですが、ウィキペディアを見てもいつ始まったのかについては書かれていませんでした。

TSAロックは施錠してある手荷物を、TSA係官が専用の合鍵を用いて開錠し中身を検査することが出来るように開発されたものですが、今やそのマスターキーが誰でもネットで購入できると聞きビックリしました。

 

アマゾンで「TSA スペア」で検索してみたところ、ご覧の結果が。

2個セットが1000円前後で出ています。ご丁寧に002用・007用と2種類セットまで。

口コミを見ると「鍵を紛失して困っていたので助かりました」のような本来あるべき性善説に基づいた使われ方をされているようですが、世の中には良からぬ企みをする者がいるのが現実。中には「盗んだスーツケースがTSAロックだったのですが、このスペアキーがあって助かりました」と言う人がいないとは言い切れません。

もうロックする意味がないじゃん!

 

飛行機に乗る際、我が家はTSAロック付きのスーツケースでもカギは掛けずに預けています。だいたい盗まれて困るものなんて入っていませんし。貴重品はすべて手荷物のほうに入れています。ただ、まれに開封検査を行った後に検査官が施錠をしてしまうケースがあるらしいので、そうなった時に開けられるようキー自体は持って行くようにしています。あとホテル連泊時、特に部屋にセーフティボックスが無い時に大事なものをスーツケースに入れてロックをするようにしています。