あまりに暑いので、出かける用事がないのをいいことに細い三つ編みをたくさん編んでみたふあららいです。ブレイスヘアって呼ぶらしいですね。このスタイルにすると地肌が蒸れなくて涼しく感じます。
谷の奥にあるカリービレッジに到着しました。
バレー内の宿泊施設は3か所ありまして、お値段が高い方からThe Ahwahnee(ジ・アワニー)、Yosemite Valley Lodge(ヨセミテバレーロッジ)、そして我が家が滞在するCurry Village(カリービレッジ)となります。
カリービレッジは『ビレッジ=村』という通り、いわばキャンプ村となっていて、おびただしい数の据え付け済みのテントが並んでいます。もちろんキャンプサイトに自分のテントを張ることも可能です。据え付けテントのほかには、2~4部屋のユニットで構成されたキャビンが21棟と、1棟に18部屋あるストーンマンコテージがあります。
我が家が予約したのはストーンマンコテージで、カリービレッジの中では上位ランクの部屋になると思います。
チェックイン専用のパーキングに入りましたが、あいにく満車となっています。身障者スペースに停めようとするダーリンさんをなだめて通路で空きを待つように伝えて、私一人でチェックインをしに行きました。
こちらがチェックインカウンターがあるオフィスです。
チェックインしてしばらく経った散策時に撮ったのですでに人がいませんが、私が行った時は外につづら折りの行列になっていました。20人はいたでしょうか?
15分くらい並んでやっと建物の中に入れましたが、まだ私の前には5人ほどいます。『IDを出してください』との掲示があり、バッグからパスポートを出しました。皆さんは小さなカードを手にしています。きっとドライバーライセンスなのでしょう。ということは皆アメリカ人ということです。アウェイ感満載(汗)ちなみに私の後ろに並んでいたのは韓国人でした。
カウンターでは3人のスタッフが業務にあたっていました。様子を伺うと、すごい早口でしゃべっています。わわ、こんなに早く話されたら絶対聞き取れないよ~。どうしよう。
そこで考えました。こちらが普通に話したら早口で対応されるのは目に見えています。ならば、わざとたどたどしく話してみようホトトギス。
いよいよ私の番になりました。40代くらいの女性スタッフの前に進みます。
「アイ ブックド ストーンマンコテージ フォー トゥー ナイツ」
相手の目をまっすぐ見ながらゆっくり告げると、スタッフの顔にパア~ッと満面の笑みが浮かびました。その表情からは、目の前に現れた幼子を守らなけらば!という母性に似た意思が感じられました。
「ヨセミテは初めて?」
優しく尋ねられて、本当は2回目だけどここに泊まるのは初めてだからいいやと思い「イエス」と答えると、今度は全身でWELCOME!という反応をしてくれました。
かくして作戦大成功。たどたどしい英語を健気に話す日本人のおばちゃんに、ゆっくり丁寧に説明をしてくれたのでした。それでも最後の方になると結構早口に戻っていたけど(笑)「サンキューベリーマッチ!」と笑顔でチェックインを終えたのでした。
無事に駐車できたダーリンさんの所に戻り、車を宿泊者用パーキングに移動させました。しかしパーキングと言いチェックインと言い、平日でこの混雑ぶりということは週末はどんな有様なのだろうと思います。
お部屋の様子は次回お伝えしますね。
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