4年前のアメリカ大統領選挙では、多くのマスコミによるヒラリー・クリントン候補優勢の予想に反してトランプ氏が勝利を収めました。マスコミの言う事は当てにならないことを知ったふあららいです。
今回はどちらが勝つんでしょうね～？
今はその座からお降りになったあの方が「美しい国」とかなんとかおしゃっていたのは何年前の事でしたっけ？
美しい国・・・それを聞いた時、すりガラス越しにお花畑がみえるようななんとも曖昧なイメージを持ったものです。 そのイメージは極楽浄土と言ってもいいかもしれません。
「共に美しい国にしていきましょう」と真顔で言われても、「は？冗談でしょ？」と真顔で返さざるを得ませんでした。
そして現在コロナ禍に苦しむのはわが国だけではありませんが、一向になくならない特殊詐欺、給付金など国が何かの事業を始めれば頻発する不正取得、巷でのマスク付けろ付けないの小競り合い、説明を求めると論点すり替えや沈黙を貫く政府・・・こんな荒んだ国はひたすら「美しい国」の対極に進んでいるとしか思えません。
ところで「美しい国」、つまり「美国」と書く国があります。 それはアメリカ合衆国。
日本では「米国」と書きますが、中国、韓国など日本以外の漢字文化圏（北朝鮮除く）では「美国」と表記します。 ウィキペディアによると、中国語の「美利堅合衆國」が基になっているそうで、「美利堅」は「メリケン」を表していることがわかります。 「美」は中国語で「メイ」と発音するそうで、別に美しいという意味を持ってきた訳ではなくて漢字を当てただけなんですね。
一方日本では「亜米利加」と漢字を当てた為に「米国」となりました。 「米」だと「マイ」になると思うのですが、表外読みというので「メ」とも読めるんですって。 そういえば宮城県に登米（とめ）市という所がありました。
ちなみに頭文字を取って「亜国」じゃダメなのかというと、「亜国」はアルゼンチンを表すそうですよ。
国によっては「美しい国」とも表記されるアメリカですが、実際はやはり深く根付いた人種問題、論争が続く銃規制、経済格差、ドラッグ等々・・・こちらも「美しい国」とはかなりかけ離れたエグイことになっています。
「美しい国」などという「曖昧ほんわかお花畑ワード」は、信仰の世界以外で使うのはおこがましいような気がするのは私だけでしょうか？
