旅ごころのよりどころ

旅好き ハワイ好き 飛行機好き 英語好き 松本在住主婦のブログ

がっかり名所についての考察

あ~あ も~ 20年振り135円台に下落だそうで、失意の底のふあららいです。

 

 

俗にがっかり名所と言われるものがあります。

 

世界の三大がっかり名所は、マーライオンシンガポール)、小便小僧(ベルギー)、人魚姫像(デンマーク)で、すべてが「像」です。思っていたより小さかったというのが、がっかりと言われる要因と思われます。

一方日本の三大がっかり名所は、札幌時計台(北海道)、はりまや橋高知県)、オランダ坂長崎県)なんだとか。時計台とはりまや橋はやはり思っていたより小さかったという感想を持つ人が多いようです。オランダ坂についてネットでは「ただの坂だった」という意見も。名所と言うものはそこに絡んでくる歴史的な要素も含めて見学しない人に往々にして軽んじられる恐れがあります。

 

ところで思うのですが、がっかり名所と呼ばれる時点ですでにがっかりではありません。

何故ならば、がっかりとは過大な期待を込めて訪れた時に見て初めてがっかりとなるものであり、最初からがっかりと聞いてしまったうえで見たところで、期待値が下がっているのでもうすでにがっかりではないのです。「やっぱりがっかりだね」とか「確かにがっかりだ」とただ事実確認するのみで、そこには落胆の概念がありません。「意外といけるじゃん」と予想を覆す胆力というかポテンシャルがないのもがっかり名所たる所以の哀しいところですが、結局がっかり名所は自分から開拓者精神を持って見つけ出すべき所なのです。

 

そんな自分だけのがっかり名所を見つけに出掛けてみませんか?(なんじゃこりゃ?)

札幌時計台はそんなにがっかりしなかったのは、やっぱりがっかり期待値が下がってたせい?