旅ごころのよりどころ

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結局「疑わしきは持って行かない」が最善?

少し前からアメリカの空港のセキュリティーチェックで食品をバッグから出さないといけなくなったとか? ベルト外したり、靴脱いだり、顔洗ったり(嘘です)やる事いっぱいでウンザリなふあららいです。

 

 

今日は長文です。

先日の可燃性スプレー持ち込み禁止ネタを上げた後、某氏より懺悔の告白がありました。

 

実は私も3月の韓国旅行の際、トラベルサイズのヘアスプレーを持って行ったんです。 事前に国土交通省の「機内持ち込み・お預け手荷物における危険物の代表例」でチェックしました。 ヘアスプレーは確か化粧品類というカテゴリーに入っていて、0.5リットル以下の物はOKでした。

改めてそのスプレー見ると「火気と高温に注意」の表示が。 これもLPガスを使用したスプレーでした。 えーっ、これもダメだったのー? 特に何も言われなかったけど・・・

 

モヤモヤが募ってしまったので、もう一度確認してみます。

再度、上記の「代表例」を見てみると、 ① 化粧品類〈引火性液体・高圧ガス(スプレー缶)を含む非放射性物質のもの〉 で、持ち込み、お預け共にマルとなっていました。(量に制限あり)

てことはヘアスプレーはやっぱりセーフ。 化粧品関連は大丈夫という事?

 

虫刺され、虫よけ(スプレー)は ② 医薬品・医薬部外品〈引火性液体・高圧ガス(スプレー缶)を含む非放射性物質のもの〉 で、こちらも持ち込み、お預け共にマルとなっています。(量に制限あり)

 

ちなみに ③ 日用品・スポーツ用スプレー こちらのカテゴリーでは、引火性ガスあるいは毒性ガスを使用しているものについて持ち込み、お預け共にバツとなっています。 今回、殺虫スプレーがこれに該当すると判断しました。

 

ところが ④ 液体類 の中に殺虫剤という項目があり、これは持ち込み、お預け共にバツとなっていました。

 

そもそも可燃性・引火性うんぬんの前に殺虫剤そのものがアウトだったのでした。 農薬と同様、毒物という扱いになるみたいです。

という訳で亀次朗さん、やっぱり殺虫スプレーは持ち込みできませんでした。

 

しかし気になるのが、このような但し書き。

『危険物となり得るかどうかやその他詳細につきましては、航空会社にお尋ねください』

『国際線においては、外国当局の規則により規制される場合もありますので、詳しくは航空会社にご確認ください』

 

今度利用するハワイアン航空の制限品目では、燃料としてのガスボンベ(カセットコンロ用の)はありましたが、引火性スプレーや殺虫剤についての記載はありませんでした。

ならばーとアメリカ合衆国運輸安全庁(TSA)のHPを見てみると、殺虫スプレーが載っていました!

Aerosol Insecticide

  • Carry On Bags : No

  • Checked Bags  : Yes (Special Instructions)

おお、殺虫剤なのにイエスの文字が。

持ち込みは不可、預け入れがイエスとなっていますが、特記事項って何? 解読すると、危険物の表示がないものに限り預け入れが可能とありました。 アメリカの危険物の表示がどんなのだか知らないし。ドクロマークとか?炎のマークを見たことあるような・・・

 

結局、国によっても微妙に規制が違うし、どうしてもハッキリさせたければ航空会社に直接聞くのがいいのかもしれません。 しかし航空会社がいいと言っても安心できないのです。

TSAホームページの『最終的に許可されるかどうかはTSA職員の判断によります』との注意書きが怖い・・・

もうわからないものは潔く持って行かない、ですかねー。