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ダイヤモンドヘッドにあらず

旅行前のセルフ毛染めを完了したふあららいです。

 

 

ホノルル空港からH1でワイキキに向かっていると、程なくして前方に見覚えのある姿の山が見えてきます。

4.8-109

初めて来た人は「おおっあれがダイヤモンドヘッドか!」と思いがちですが、残念でした~。あれはパンチボウルです。

 

実を言うと私も3回目くらいの訪問までは「やや!あれは・・・!」と思ったものの、その山影はみるみる近づいてきて、やがて左側を通過して間違いだったと気づく有様でした。

 

こちらが正真正銘のダイヤモンドヘッドです。

4.9-14

比べてみると、やっぱり形が違いますね。

 

さて、パンチボウルですが、昔は到着についてくる半日市内観光で訪れるスポットでした。 ダイヤモンドヘッドと同様、火山活動によってできたクレーターの中には国立太平洋記念墓地があります。

スペースシャトルの事故で亡くなったオニヅカ氏や、空港の名前になったイノウエ氏が埋葬されているそうです。 余談ですが、オニヅカ氏も2017年1月に空港の名前になりました。 「エリソン・オニヅカ・コナ空港」です。

 

パンチボウルの訪問者(日本人)の口コミを読んでいて、「ただの墓地でした」とあったのには憤慨しました。 5万人以上の戦没者が眠っている場所を「ただの」で済ますのは見過ごすことができません。

5月にあるアメリカの祝日・メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)には各地の戦没者の墓地で墓石のひとつひとつに小さな星条旗が手向けられます。 私はサンフランシスコ滞在中に見たのですが、その光景は圧巻でした。 こんなにも多くの人が戦地で亡くなったのだと、胸を締め付けられるような感情が湧き上がったのを覚えています。