久しぶりによく歩いて膝から下が筋肉痛のふあららいです。
昨日は富山方面へ日帰りドライブに行って来ました。
松本からひたすら北上、糸魚川に出てから国道8号線を西に向かいます。
あの有名な親不知を過ぎて富山県に入り、お昼前に栄食堂に着きました。
松本から3時間余り、お腹が空きました~。
この辺りは漁師料理にルーツを持つ「たら汁」が名物で、国道8号線沿いにはこれを出す食堂がたくさんあります。
今回はそのうちの1件、口コミで評判のお店を選びました。 井之頭五郎がふらっとやって来そうな昭和な感じです。
壁のメニューを見て、たら汁とライスを注文。
その他に冷蔵ケースの中の小皿料理を自分で取り出しました。
つぶ貝の煮つけとお刺身。
つぶ貝美味しー!
しばらくして、たら汁がやってきました。
アルミの鍋に二人分がたっぷり入っています。 すくうといきなりタラの頭が出てきて驚きました。
うーん濃厚で美味しい。
味噌仕立てではなさそうな感じで、塩味の汁はこっくりとしてアンコウ鍋の様な味わいです。 コラーゲンもたくさん摂れそうで、女性には嬉しいところ。
お会計を頼むと、店員さんがテーブルのお皿や鍋を見て手計算します。
「3400円」 と言われて、お金を渡すと何も言わず受け取っていました。 どうやらこのお店は「味だけで勝負」のスタイルのようなので、行かれる方はそこのところをご承知の上でどうぞ。 小皿の方はお値段ちょっとお高めなので慎重なチョイスをおすすめします。
お腹いっぱいになって満足しながら入善町に向かいます。
海に近い青々とした田園風景の中に樹木が密生した一角が。
駐車場に車を停めると、綺麗な樹形の杉の木が2本お出迎え。
到着してすぐに思いました。 「私ここ好きだわ~」
ここは杉沢の沢スギと呼ばれる所です。
湧水の多いこの地域ではかつて沢筋に杉林が点在していたのですが、田んぼを広げる事業でそのほとんどが消え、昭和48年に天然記念物に指定されたこの林を大切に保全しているのだそうです。
林の中は木道が整備されていて、気軽に散策が出来ます。
林の中は直射日光が遮られ、夏の昼下がりでも気持ちいいです。
木立の中で小鳥が鳴き、足元には湧水が流れるせせらぎがサラサラ。 とっても癒されます。
どんどん進んで行くと池がありました。 底からプクプクと水が湧き出て、澄み切っています。
水面にはアメンボさんがたくさんいました。
黒い梅模様みたいなのはアメンボさんの影です。
2つの温度計が水の中と木にぶら下がっていて、見てみると水温は14℃、林の中は26℃でした。 林の外は30℃くらいだったのではないかしら。
最後に資料館の展望室からの景色を楽しみました。
いや~いい所でした~。
資料館に募金箱があったので、帰りに入れようと思ってたのに忘れて来ちゃった。