今朝の地震、松本はほとんど揺れませんでしたが、家の中のケータイ・スマホ・タブレットが一斉に鳴り出し、そっちの方が恐怖だったふあららいです。
イオラニ宮殿を訪れた我が家。
11時30分スタートの日本語ガイドツアーに参加しました。
JCBプラザで予約をお願いした際、ガイドさんの都合により当日キャンセルされることもあると聞かされていましたが、この日は大丈夫でした。(キャンセルの場合、オーディオガイドツアーで見学することになります)
床の保護の為に、入館前に履物の上からシューズカバーを付けます。
ペットボトル等の飲み物は持ち込み禁止となっていて、入口にあるBOXの中に入れておくように言われました。
その他にもバッグは必ず前にして手で押さえているようにと注意を受けます。 バッグを後ろに回していると、展示品に当たってしまうかもしれないからなんですって。
ガイドさんのお名前を忘れてしまいましたが、ビショップ博物館でもガイドをされているそうです。
丁寧なわかりやすい説明でした。 その時はなるほどーと思うのですが、日が経つとどんどん忘れてしまって・・・ダメですね。
中に入ってまず目を引いたのがこちらの大階段。
コアの木で作られていて、木目が美しい・・・。
そして繊細なエッチング装飾が施されているガラス。 約130年前に作られたものだそうです。
今年5月28日の日曜日、この貴重なガラスがホームレスの男に割られてしまったそうです。 2014年にも破壊されたことがあったとか。
見学者に靴カバーをつけさせたり、バッグの持ち方を指示したり、ものすごく大切にしているはずの建物がいとも簡単に侵入者に破壊されてしまうなんて、ちょっとワキが甘すぎると思うのは私だけ?
こちらはダイニングルーム。
お料理は地下の厨房から手動のエレベーターで運ばれたとか。
2階のバルコニー越しにカメハメハ大王像方面を望みます。
こちらは王様のお部屋。
ブルーのインテリアでまとめられています。
こんな素敵な宮殿があるのに、普段は別宅で暮らしていたそうです。
バスルームです。
浴槽の隣にハワイ初の水洗トイレがあります。
こちらは有名なリリウオカラニ女王のキルトです。
実際には女王一人で作り上げたのではなく、何人かの人の手によって完成されたそうです。
謁見の間です。
宮殿内の椅子の座面は新しい布で張り替えてあるのですが、玉座だけはオリジナルのままなんだそうです。
王が腰かけた椅子には強力なマナが宿っていて、恐れ多くて手を付けられないのだとか。
王制崩壊の際、宮殿の調度品のほとんどが競売にかけられてしまい、消えてしまったそうです。
カーペットまでもがバスマットとして切り売りされていたと聞いた時は、悲しくなりました。
現在、ボランティア団体が世界中に散った調度品をコツコツと見つけては買い戻しているのだそうです。
地下のギャラリーにはお宝がたくさん展示されています。
こちらは明治天皇からカラカウア王に送られた勲章。
リリウオカラニのダイヤモンドの蝶々のブローチが素敵でした。 ダイヤが散りばめられ眩しくて眩しくて写真撮るの忘れたのが悔やまれます。
渡ハ歴23年にして、初めて訪れたイオラニ宮殿。 今回我が家は日本語ガイドツアーを利用しましたが、 次回は地下ギャラリーのお宝をゆっくり見てみたいですね。
見学中に外から音楽が聴こえてきました。
金曜日の12時からロイヤルハワイアンバンドの演奏会があり、椅子に腰かけたり芝生に寝ころんだり、皆さん思い思いに楽しんでしました。
>>>半日市内観光の定番だった彼の地へつづく>>>