ノートパソコンの電源を入れたら、いきなりファンが全開で本体もすごい熱を持っています。壊れると思い、とりあえず電源を切ったふあららいです。 今は気温も上がっていないのにおかしいなあと思いながらタブレットで対処法を検索し、電源オプションでCPUの活動量を100%から66%に下げる等の設定をしたところ、うるさく回っていたファンは静かになり、本体も穏やかな温度になりました。CPUの能力は落ちますが、通常の使用であれば問題なさそうです。
今日は自分の経験を元に、常々思っていることを綴りたいと思います。
何年か前の話になりますが、ダーリンの腕時計の電池が切れて交換が必要となりました。 その腕時計は婚約記念に贈った物で、電池交換には取り扱い代理店に行かないといけませんでした。
松本には取り扱い代理店が二つあって、どちらも各種高級腕時計や婚約指輪などの宝飾品を扱っているお店です。 そのうちの一つに出掛けた訳ですが、とても普段着で入れる雰囲気ではないので、ダーリンはジャケットを、私もそれなりによそ行き(死語?)の格好をして行きました。
お店で手続きをしている間、ふと視線を感じてそちらを見ると、同年代の男性がこちらを見ています。 その男性の格好が、グレーの上下のスウェット&素足に黒いサンダル・・・
このようなお店に腕時計を物色しに来ているのですから、お金だけはたくさんお持ちなのでしょう。 しかし、その恰好はありえません。 お店の人も大変だなあと思いました。
そして、対抗心むき出しの目つきでこちらの様子をうかがっているのです。 とても不愉快でした。 自分の時計がダーリンの物に勝っているか気になるんでしょう。 コンプレックスの表れですね。 いやーうちみたいな庶民ははなから負けてますから、どうぞお構いなく~(笑)
一昔前の海外旅行のガイドブックには、ディナー用のワンピース、男性はジャケットと革靴を持って行きましょうと書かれていました。 今もそんな事書いてあるのかなー。
アメリカは移民の国ですからそれ程でもないと思うのですが、ヨーロッパは貴族と平民の身分制度が長く続いていた為に、身なりで人を判断するという事があるような気がします。
昔イタリアに行った時に、ディナー用に持って行ったワンピースとハイヒールを身に着ける機会がなくて、せっかくだからと帰国日に着ていたのですが、ホテルのロビーで現地男性に挨拶されてびっくりしたことがあります。
あと若い時に友達がルイヴィトンで買いたい物があると言ってワイキキのお店に入った時の事、Tシャツ短パンの友達には無反応だったドアマンがリゾートドレスを着ていた私にはお辞儀をして迎えてくれた事もありました。
我が家はハワイでは最終日にちょっといいレストランに行く事が多いのですが、ここぞとばかり「えせセレブ」になり切ります。 と言っても、手持ちのワンピースやリゾートドレスにアクセサリーを合わせるだけですが・・・(笑)
このアクセサリーはしまむらで売ってた500円もしない代物です(爆)
ダーリンのアロハはハワイカイのコストコでお手頃価格で買ったもので、高級品ではありません。 これにチノパンと革のスニーカーを合わせます。
高級ホテルのラウンジではステージ正面の席に通され、ある高級レストランではホールが見渡せるテーブルに案内してもらえました。
たまにレストランで隅の方の変な席に案内されたと怒っている口コミを見ますが、レストランのスタッフどうこうというより、まずその人がどのような格好をしていたか知りたいです。
身なりだけで判断するなんて!と腹の立つ気持ちもわかるのですが、向こうにしてみれば、言葉も通じない初めて会う外国人がどのような人か判断するのに格好で推し測るというのも止むを得ない気がするのです。
地獄の沙汰も金次第とは言いますが、「お店の沙汰も服装次第」(笑)
この「えせセレブ」、やって損はないと思いますよ~。