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ノスタルジック廸化街を歩く《2024台北おひとりっぷ》

とうとう12月に入ってしまいましたね。大みそかのブログのネタを今から考えている用意周到なふあららいです。

 

 

地下鉄の大橋頭駅を降りて歩くこと数分、廸化街にやって来ました。

赤レンガの古い建物が並んでいて味わい深いです。廸化街は中国語で「ディーフワージェイ」と発音するらしいですが、私は勝手に「ゆかがい」と呼んでいます。

清朝末期に近くを流れる淡水河を利用した水運の集積地として始まり、日本統治時代に乾物、漢方薬、茶葉や布を扱う店が集まって大きく発展したそうです。

 

こんな古い建物が大地震でも無事だったんですね。

私の中でここは乾物屋さんが集まる地味な所というイメージだったのですが、初めて来てみて、いろいろな商店を覗きながら歩くのはなかなか楽しかったです。

 

豆や雑穀のお店。

 

乾物屋さん。

 

木工品や金物のお店。

 

そういえば令和のコメ不足の時、台湾からお米を輸入できなかったんですかね。

日本統治時代にサトウキビを育てていた地域がどんどん稲作に切り替わったんですって。もともとインディカ米が穫れていた台湾の気候では、日本人の口に合うジャポニカ米はうまく育たなくて、苦労して品種改良を重ねたのだそうです。台湾でお米は二期作で生産されています。

 

現代風にリノベーションしたお店もありました。

ノスタルジックな街の雰囲気にそぐわなくて私はちょっと・・・

 

籠屋さん。

 

あ、これこれ。台湾の「からすみ」有名ですよね。

 

名画や骨董品が並んだ空間に収まる高級外車。どんだけノーブルなんだ(笑)

 

これは何のお店でしょう? 趣がありますね。

 

アーケードのようでアーケードではない台湾独特の建築様式「騎楼」の中を歩きます。

通りに面した1階部分が通路になっています。つまり通路の上は2階部分があるのです。公道としての歩道ではないので、その境界には段差がよくあり注意して歩かないと危ないです。

 

大袋に詰められた干しシイタケ。

 

こちらは容器屋さん。

見本の陳列方法がグッときます。

 

思っていたよりも楽しめた廸化街でした。来てよかった。

 

 

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