蒸し暑いですね。なんとかならんもんかと思うふあららいです。
それはストロベリー農園を出発した後に起こりました。
来た道を戻るのに、なぜか反対方向に出てしまった運転手のダーリンさん。
「逆だよ」
私の一言により、方向転換すべく広い路側帯に車を停めました。道は片側一車線、週末とは言え交通量はそんなにありませんでした。その時、私は次の目的地をグーグルマップのナビに入力する為、スマホを見ていて全く前を見ていなかったのです。再び走り始めて少し経った時
「!!!」
急ブレーキの衝撃と同時に身体が横に揺さぶられました。目を上げた一瞬、対向車の運転手が顔を引きつらせて通り過ぎるのが見えました。
「逆走?」
と問うたものの、この時はまさか自車が逆走したとは思いませんでした。
「自分が逆走してた」
ダーリンさんの告白に血の気が引きました。
運よく衝突は避けられましたが、もしぶつかっていたら・・・
「やだやだやだやだ!」
私はすっかりパニックになり、頭を振って叫びました。
そして次に思い浮かんだのが、さっきはっきりと見た相手の運転手の顔です。40代くらいの男性。週末だから家族で出掛けていたのかもしれません。もしかしたらバケーション旅行だったのかも。そのアメリカ人家族の幸せをうちがめちゃくちゃにしかけたんだ。そう思うと今度は自責の念でいっぱいになり、「ごめんなさいごめんなさい!」と謝り続けました。
帰国してから聞いたのですが、実家の母が毎日仏壇に手を合わせて旅先での無事をお願いしていたそうで、ご先祖様が総動員で守ってくれたのかもしれません。
しかし気分は最低。しばらくの間どよ~んとした空気が車内に満ちていました。一番反省しているのはダーリンさんの筈だから、あえて追及することもしませんでした。
旅は終盤ですが、まだ続きます。いつまでもどよ~んとしている訳にいきません。
サンタクルーズの街に入った頃から、ぽつりぽつりと会話を始めました。
そんな時、突然現れた FOSTER'S FREEZE!
サンタクルーズにもお店があったんだ。気分転換にアイスでも買えばよかったな。
で、やって来たのがサンタクルーズのホールフーズマーケットです。
今使用しているハワイで購入した保冷エコバッグが傷んできているので、新しいのが欲しかったんです。
まずはおトイレに行きたくて、案内に従いバックヤードの入り口横のトイレにたどり着くも、なんと暗証番号ロックが。横に「店の人に訊いてね」と張り紙がありました。わーお店の人探さなくちゃと焦ったところで、ちょうどバックヤードから男性スタッフが出てきました。すぐに声をかけて「トイレを使いたいのですが・・・」と言うと、自ら暗証番号をピッピと入力してくれました。グッドタイミングで助かりました。
こちら購入したエコバッグです。あいにく保冷エコバッグがなかったので、通常のを買いました。柄もご当地っぽさがなくて残念。
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