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淡路島ドライブ旅《震災の爪痕を見学》

昨日の最高気温は29.4℃で真夏日ならずでした。暑いのは嫌だけど、ちょっとだけ「残念」と思ってしまったふあららいです。

 

 

道の駅うずしおから1時間10分かけて北上。北淡震災記念公園にやって来ました。

マップのD地点です。

 

1994年1月17日に発生した阪神淡路大震災でできた断層が保存されています。

その日、私はロサンゼルスからの帰国便に乗っていて、成田で飛行機から下りるとANAのスタッフから新聞の号外を渡されて初めてそのとんでもない災害が起きていたことを知ったのでした。

 

当時のニュース映像などを見ながら館内を進んで行くと、大きな体育館のような広い空間に入りました。

いきなり目の前に隆起し亀裂の走ったアスファルトが。今にもメリメリと音が聞こえてきそうです。

 

50センチくらいの段差が建物の端まで続いています。(屋外にも続いています)ずれた断層が地震発生後のまま残されています。

 

縦方向だけでなく横方向にもこんなにずれたんですね。

 

外に出るとメモリアルハウスというものがありました。

 

この場所に建っていた住居がそのまま保存されています。

 

台所には地震直後の惨状が再現されていました。

私も松本で2011年6月にあった断層型地震で体感震度6弱(公式発表は震度5強)を体験しています。ここまではひどくなかったですけど、片付けるのに何から手を付けていいのやらと思考停止してしまったのをよく覚えています。

 

メディアでは、なにかと南海トラフ地震について見聞する機会が多いですが、松本には糸魚川静岡構造線活断層帯という大断層が走っていて、今後それが動く確率が30年以内に14%から30%と予想されています。首都直下もありますし、日本ではもうどこにいても地震災害から逃れることができないと思っていた方がいいですね。起きてほしくはないけれど、備えあれば憂いなしで自分にできることをやっていきたいものです。