ANAの7000円セールですが、平日の地方路線だからと油断して狙っていた便を買えなかったふあららいです。悔しいです~!
2023年2月22日(水)
おはようございます。今日はいよいよこんぴらさんにお参りです。頑張って長い石段を登るぞー!
その前にしっかりと腹ごしらえ。
出汁を掛ける鯛茶漬けが美味しかったです。
この日は冷え込んだ為、手袋と耳当てを着用し、持参したスニーカーを履いて準備完了。準備と言えば、11月末にこの旅を決めてから石段登りに備えて起伏のある公園で階段を上り下りするトレーニングを始めたのですが、年末の体調不良(たぶんコロナ)で中断を余儀なくされ、体調がなかなか戻らずトレーニングがほとんどできないまま出発の日を迎えていました。ちょっと心配なので、無理せずゆっくり登って行くことにします。
7時55分に宿を出発。まだ早いのでほとんどのお店のシャッターが下りています。
序盤は傾斜が緩く、十数段登ると平らな道が少し続いてまた登ると言った感じ。割とすぐに100段到達。御本宮まで全部で785段だそうですから、まだまだ先は長い。
だんだん平らな部分の距離が短くなってきました。
脚の疲労よりも息が上がるほうが心配だったので、ゆっくりゆっくり登ります。通常2段進む所を1段という倍のペースです。昔、坂の街であるサンフランシスコで習得したこのゆっくり登法だと酸欠になることはありません。あと途中にある小さなお宮に御挨拶したり、案内板を読んだりして休憩を挟みながら行きました。
土産店の開店準備をしているおばさんから「杖がなくて大丈夫?」と声を掛けられました。多くの店で杖の貸し出しをやっているのですが、カメラでいろいろと撮影したりするのに邪魔になりそうだったので遠慮させてもらいました。実際杖がなくても無事に帰って来れました。
365段のところにある大門に到着しました。
ここで初めて後ろを振り返ってみます。お~ずいぶん登ったな~。でもまだ400段以上あります・・・(;^_^A
ここから先は神域となりお土産物屋さんはありません。しばらく平坦な道が続いてホッとしました。
寄進者の名前が彫られた石柱がズラーっと並んでいます。こんぴらさんは航海安全の神様だけに漁業関係者や船舶会社のものが多くありました。
あ、神馬ちゃんがいる! 本物でしかも2頭も!
朝ごはん中でしたが、待っていると顔を上げてくれました。こちらは道産子の月琴(げっきん)号18才、人間だと72才だそうです。
こちらはサラブレッドのルーチェ号14才、人間だと56才。お父さんは1990年代のGI優勝馬のマヤノトップガンだそうです。当時儲けさせてもらった人はいますか~?お食事中お顔を見せてくれてありがとうね。
可愛らしいこんぴら狗(いぬ)の像が。昔、事情によりお参りに行けない人が飼い犬に代参させることがあったそうです。伊勢神宮にも同じような「おかげ犬」がありますね。
石段の写真ばかりじゃつまらないので省略していますが、一段一段ずーっと登っていますよ~。
祓戸社に着いたので拝礼して、身の穢れを祓っていただきました。
あと157段。
終盤にはこんな原生林の中を通ったりして、なかなか変化に富んでいます。
あと133段、ここを登り切れば御本殿に到着します。10段くらい登ると、後ろに引っ張られるような感覚に襲われ這いつくばりたい気持ちになります。ひっくり返ったら無事じゃ済みません。
着きました~!
>>> 達成感が半端ないへつづく >>>