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穂高神社の境内散策

昨夜まるる🐈が布団に入って来て、秋の訪れを知ったふあららいです。

 

 

先日は安曇野市の大王わさび農場をリポートしましたが、昨日またまた安曇野まで赴き穂高神社をお参りしました。

 

いつも横着して駐車場から近い脇の入り口から境内に入っていましたが、今回は回り道して正面から入ることにしました。

 

鳥居と神殿が真新しい感じがしますが、これは20年毎の式年遷宮と小遷宮が行われるためです。前回の式年遷宮は2009年だったそうです。

 

鳥居の脇に御神船がありました。

穂高神社はここの本宮と上高地の明神池にある奥宮、そして奥穂高岳の頂上に嶺宮があり、奥社では10月8日の例大祭では明神池でお船神事が行われるので、過去に使われた船なのかしら。

 

御神船の向かい側には白馬の神馬像が。

かわいい~!つぶらな瞳に恋しちゃいました♡ 古式ゆかしい装飾を施されて誇らしげです。

 

立派な拝殿ですね。

本殿は三つあり、中央に穂高見命(ほたかのみこと)、左に綿津見命(わたつみのみこと)、右に瓊瓊杵命(ににぎのみこと)の三柱が祀られています。北アルプスの総鎮守であるだけでなく海陸交通守護の神様とのこと。内陸なのに「海」という単語が出てくるのが面白いですね。安曇野という地名は北九州にルーツを持つ安曇族が拓いたことに由来します。安曇族は海運に長けていたそうで、そんな海に縁のある人々がなぜこの内陸の地にやって来たのか不思議です。

 

小さなお社が並ぶ中に信濃中将が祀られていました。昔話「ものぐさ太郎」のモデルとなった人です。

 

駐車場に戻る途中に嶺宮遙拝所がありました。

標高3190mの北アルプス最高峰である奥穂高岳に山頂に鎮座する嶺宮ですが、ここにあるのは平成28年に本宮にお遷しされた古いお宮だそうです。どのくらいの期間山頂にあったのかわかりませんが、高山の頂上にあったにしてはとても綺麗ですね。

 

今回改めてじっくり境内を散策して新たな発見がたくさんあり、行ってよかったです。